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ウェブ担当者必見!Windows10リリースで何が変わる?[後編]

[前編]でWindows10の主な特徴をご紹介させていただきました。本記事は[後編]として、我々のウェブサイトに対してどのような影響が考えられるのか、私の見解を述べさせていただきます。

私見なので、それをご理解の上で、何かのお役に立てていただければ幸いです。


表示検証ブラウザにEdgeを“追加”

IEのブラウザチェックの時にはバージョンによって表示が崩れたりうまく動作してくれなかったりと、苦労させられていました。今のところ入ってきている情報ではEdgeがリリースされてもしばらくは並行してIEはマイナーアップデートで残り続けるようです。
そのため、今まで通り、サイトの動作チェックを行う際にはIEの旧バージョンのチェックも含めた上で、Edgeでのチェックが必要となります。
Edgeにおけるサイト動作チェックのポイントなどに関しては別途調査のうえ、レポート化させていただきたいと思います。

 

IE専用サイトは方向性の検討を

私自身も利用していますが、納税関係のサイトや銀行関係のサイトはアクセスをIEに絞っていたりします。Edgeが出るのにIEも残り続けるというのはこういった一面があってのことかと思います。さて、とはいえIEではマイナーアップデートのみという話もあるので、今後、ずっと残り続けるブラウザだとは少し考えづらいことです。ということは、現在IE縛りで表示をさせているサイトは、なんらかの方向転換を強いられることになります。

 

音声による誤認識キーワードの最適化

音声認識はスマホを中心として、メディアには多く取り上げられていますが、実際に使っている人は非常に少ない印象があります。しかし、環境が整えば整うほど、利用者が多くなっていくものになるのではないかと思います。
そうなった場合、「音声」と「タイピング」の差をしっかりと考える必要があります。
何かを検索したい時、タイピングでは思い通りキーワードを打つことができます。しかし、音声の場合は、メジャーワードでなら正確に表示されることが多いのですが、マイナーキーワードとなると誤変換が増えてきます。マイナーキーワードでも正確に変換されるようになってくるのかもしれませんが、もしかすると、誤変換対応またはメジャーワードの組み合わせをSEOの中に盛り込む必要性があるかもしれません。

 

タブレットスタイルで見やすいサイト

「Windowsはタブレット化できるもの」みたいな定義ができるかもしれませんね。サーフェイスもそこそこ売れているようですし、他メーカーでもタブレットスタイルに変化するPCが増えてきているようです。今後はタブレットスタイルで使いやすいアプリも増えてくるでしょうし、PCのタブレットスタイル化は、もっと一般的なものになると思います。
そうなってくるとPC向けサイトもgoogleのモバイルフレンドリーのように、リンクとリンクの間にある一定のスペースが必要になったり、文字サイズを配慮したりタブレットサイズで読みやすく、指で触りやすいサイトを目指す必要があるかもしれません。もしかすると、google側の指標の中にもそういったものも増えてくるかもしれませんね。

 

縦でも読めるウェブサイトが必要?

タブレットでウェブサイトを見るとき、タブレットの画面は、横長ですか?縦長ですか?iPadの多くの人は縦長で見ていて、androidの多くの人は横長でみているのではないかと思います。
こういった現状がありながら、世の中のサイトの多くがPCファーストであることが多く、PCの横長の画面に合わせた構図でサイトをデザインしているため、横長の方が見やすいサイトが多くなっています。しかし、ブログのように多くの文章を掲載している場合、本当は、横長であるよりも縦長である方が読みやすいというのは、kindleや雑誌、本を見ればわかることかと思います。今後、タブレットスタイルが一般化していった場合、コンテンツをどのように見てもらうべきなのか、レスポンシブデザインなども踏まえて、よく考える必要があるかもしれません。

 

UWPアプリを作るべきか

ユニバーサルウィンドウズプラットフォーム(UWP)アプリが普及した場合、iPhoneアプリやandroidアプリのように、企業が広告として提供するアプリが増えていくでしょうか。正直、今は何とも言えません。但し、UWPアプリは、iPhoneアプリやandroidアプリから作りやすくなっているようなので、iPhoneアプリを作るならまとめてUWPアプリも作ってしまおうとか、androidアプリを作ったからUWPアプリも作ってしまおうと考える企業もあるかもしれません。
UWPの場合は、PCでの利用も考えられるので、それこそ、今までIE縛りでアクセスさせていたサイトなどに関してはUWPアプリにしてしまったりするかもしれないですね。他にも、リッチコンテンツをアプリ化し、レスポンシブアプリデザインのような形で情報訴求するという企業も現れるかもしれません。
アプリには、インストールの壁がありますが、CRMという面でもアプリには強みがあります。もしかすると、ブラウザベースのサイトはシンプルに、アプリベースのサイト(?)はリッチに、というような切り分けなんてものもあるかもしれませんね。
以上、Windows10の機能を知って、私が感じた今後のウェブ業界に対する影響の可能性をつらつらの述べさせていただきましたが、あくまで私見ですので、一部の見解として受け取っていただければ幸いです。