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提案書の書き方「空 雨 傘」編

パワーポイントの講師をして早2年。
マンツーマンでのパワーポイントのレッスンをしていると色々なご質問をいただきます。
その中でも特に多いのが、

提案書ってどうやって書けば良いですか?

という質問。これはパワーポイントの質問ではなく、もはや提案書の書き方の質問です。
もちろん、せっかくの個人レッスンなので、答えられる範囲でお答えするのが私の講義です。

今回は、そんな質問をいただいた際にお話しさせていただくフレームワークの一つをご紹介します。

提案書の話の流れを作るフレームワークで
「空 雨 傘」
というものをご存知でしょうか?

提案書の書き方がわからないという人は、まず何から書いていけば良いのかわからないという人が非常に多いです。
提案書にはある程度のノウハウはあるものの、根本的には相手に提案したい内容をしっかりと伝え、提案した相手に、こちらの意図する行動を起こしてもらうものです。
そのため、決まったやり方があるわけではなく、提案する相手に対して書き方は調整すべきです。
ただ、まったくの初心者にこう言っても難しいので、スタートのさせ方としてこの「空 雨 傘」のフレームワークを使ってみることをお勧めします。

提案書を作成する際に、この「空 雨 傘」というフレームワークを使うと、どのような話の流れで提案を進めれば良いのかがわかりやすくなります。

「空 雨 傘」とは「空→雨→傘」の順番で話を展開していくということです。
何かというと、朝、傘を持っていく時の思考の動きを表しています。

空を見る → 雨が降りそうだと思う → 傘を持っていく

この流れです。
何を言っているのかわからないという方、もう少し細かくご説明します

空の状況・現状を確認する → 確認した結果、今後、雨が降るという被害が予想される → 対策として雨をしのぐための傘を持参する

ということです。もう、わかったかと思います。

提案書も同じような展開で提案内容を説明できます。

空雨傘

現状、現状況を説明する → 現状況から見える今後のリスクまたはチャンスを説明する → リスクの回避方法またはチャンスの獲得方法を提案する

という流れです。

提案書を書くときにこの中の「傘」の部分だけを書いてしまっていて、まるで自分の思いを綴ってしまっているような場合があります。
提案書は感想文ではありません。
「傘」が必要となる根拠を「空」「雨」で示すのです。
こうすることで「傘」を実施する価値観がだいぶ変わってきます。

更に、ここでやめてしまってもいけません
提案書は、提案相手に知ってもらうことが目的ではなく、提案相手にこちらの意図する行動をとってもらうことです。
提案書の多くは、提案内容に対して承認してもらうこと、または協力してもらうことが意図する行動となります。
そのため、「空 雨 傘」の後に「体制」「予算」「スケジュール」を入れ、スケジュールの中には、提案に対する意思決定の日程も組み込んでしまいましょう。
そうすることで、提案された側は、提案された内容をうやむやにすることができず、何らかの判断をしなければいけなくなります。

ここまでで提案書のワンセットができます。
冒頭でも述べたように、提案書の書き方は色々あります。
何が正解と言えるものではないと思います。
この方法はあくまで、提案書を書くこと対する経験の浅い方が、初期段階での道しるべとして利用する程度に留めるのが良いかと思います。

もちろん、上記と合わせて、パワーポイントのテクニックを駆使し、素敵な提案書を作ることも重要です。
マンツーマン(個人レッスン)だからこそ本人に合わせたレッスンができます。
永続的なサービスにはできないため、受講できるのは今だけです。
是非、この機会にお申し込みください。