結局、UX(ユーザーエクスペリエンス)って何?

UX(ユーザーエクスペリエンス)って結局、何?

WEBサイトに携わっていると良く耳にするUI・UX。
「UIはインターフェイスであることに対して、UXは体験だ。」なんて言い方するけど、全然実感がわかない。
結局のところ、UXっていったい何物なの??
と、ご質問いただく事が多くなってきました。

そこで、今回は事例を交えて、UIが何でUXが何なのかを体感してもらおうと思います。

まずはUIをわかっておこう!

UXの事をしっかりと知るためにはUI(ユーザーインターフェース)に対してもしっかりと理解しておく必要があります。
「UIって、サイトのナビゲーションとかレイアウトの事でしょ?」
と思われている方、間違いではありませんが、それは非常に狭義のUIです。
UIは画面の中のモノだけではなく、ユーザーとの接点そのものをUIといいます。

そのため、ナビゲーションやレイアウトがUIであるように、チラシやCM、看板だってUIです。
ユーザーが目的達成までに触れる、接触要素はUIなのです。

このあたりも、UXと合わせて事例を交えると少しはわかっていただけるかと思います。

事例:とあるラーメン屋さんのお話

今日は寒いのでラーメンを食べたいと思った。
スマホで「ラーメン 駅名」で検索したら、目を引くラーメン屋の名前があったため
そのサイトを見てみることにした。

サイトのトップページにはラーメンの写真が大きく掲載されていた。
とてもおいしそうに見えたため、店舗までの道のりを調べるために
ハンバーガーメニューを開いて、「地図」というページを開いた。

地図は掲載されているものの、地図アプリで開くことができなかったため
住所をコピーして、地図アプリに貼り付けた。

地図を辿って、ラーメン屋さんに向かうと、サイトの写真と同じ
大きなLEDの看板が目についたので、すぐに発見することができた。
店前には4~5人が並んでいたため、最後尾に並んだ。

並んでいると日差しが少し熱く感じたが、「ご自由にお使いください」と
書いてあるうちわが置いてあったため、少し涼むことができた。

列が進むと、券売機があった。このラーメン屋では、食券で注文するようだ。
サイトに掲載されていたラーメンのボタンが一番左上に大きめに表示されていたため、
迷わずに食券を購入できた。

カウンターで食券を渡すとラーメンが出来上がるまで待つことになった。
待っている間、カウンターに掲載されていた、割引クーポンが気になった。
「メルマガに登録すると餃子が1皿無料」と書いてあった。
非常にお得なクーポンだと感じられたため、サイトにアクセスし、メルマガに登録した。
登録情報はメールアドレスのみだったため、とても簡単だった。

登録完了画面を店員に提示すると、餃子も無料でオーダーできた。
オーダー後、すぐにラーメンが目の前に届き、間もなく、餃子も並んだ。
ラーメンを口にすると、今まで食べたことのない風味のあるラーメンでとてもおいしかった。
餃子もラーメンにマッチした味わいになっていて、新しい味わいを体験できた。

すべてを平らげて、お店を後にすると、その夜にメルマガが届いた。
新しいメニューのお知らせとクーポンがついていた。
とてもコスパの良いお店だと思い、また明日もラーメン屋に行こうと思った。

以上の中に、複数のUIとUXがありました。
気付きましたか?
それでは少しずつ分解して解説していきましょう。

UIとUXの違いを事例から学ぶ

UIの部分とUXの部分をわかりやすくするために
UIの部分を黄色のマーカー
UXの部分を緑色のマーカー
で記します。

今日は寒いのでラーメンを食べたいと思った。
スマホで「ラーメン 駅名」で検索したら、目を引くラーメン屋の名前あったため
そのサイトを見てみることにした。

まず、スマホはUIになります。
そして「ラーメン 駅名」で検索した時に、ラーメン屋の名前が見つかることがUXです。
さらにラーメン屋の名前はUIであり、目を引いたことはUXです。

サイトのトップページにはラーメンの写真が大きく掲載されていた。
とてもおいしそうに見えたため、店舗までの道のりを調べるために
ハンバーガーメニューを開いて、「地図」というページを開いた。

サイトの表示内容自体はUIです。
それに対して、美味しそうだと感じさせたことはUXです。
そしてハンバーガーメニューで地図を開かせたのはUIです、

地図は掲載されているものの、地図アプリで開くことができなかったため
住所をコピーして、地図アプリに貼り付けた。

地図の掲載自体はUIです。
地図アプリで開けなかったことはネガティブで要素のUXです。

地図を辿って、ラーメン屋さんに向かうと、サイトの写真と同じ
大きなLEDの看板目についたので、すぐに発見することができた
店前には4~5人が並んでいたため、最後尾に並んだ。

看板はUIで、すぐに発見することができたのはUXです。

並んでいると日差しが少し熱く感じたが、「ご自由にお使いください」と
書いてあるうちわ
が置いてあったため、少し涼むことができた

この場合は、「ご自由にお使いください」と書いてるうちわがUIで
涼むことができたのがUXです。

列が進むと、券売機があった。このラーメン屋では、食券で注文するようだ。
サイトに掲載されていたラーメンのボタンが一番左上に大きめに表示されていたため、
迷わずに食券を購入できた

券売機でのボタン配置はUIです。そして迷わず購入できたことはUXです。

カウンターで食券を渡すとラーメンが出来上がるまで待つことになった。
待っている間、カウンターに掲載されていた、割引クーポンが気になった。
「メルマガに登録すると餃子が1皿無料」と書いてあった。
非常にお得なクーポンだと感じられたため、サイトにアクセスし、メルマガに登録した。
登録情報はメールアドレスのみだったため、とても簡単だった

「メルマガに登録すると餃子が1皿無料」という割引クーポンおよびメルマガ登録サイトはこの場合UIです。
そして、そこからお得感を感じられたことと、メルマガ登録が簡単だと思えたことはUXです。

オーダー後、すぐにラーメンが目の前に届き、間もなく、餃子も並んだ。
ラーメンを口にすると、今まで食べたことのない風味のあるラーメンでとてもおいしかった
餃子もラーメンにマッチした味わいになっていて、新しい味わいを体験できた。

ここでは、ラーメンと餃子がUIになります。
そして、「おいしい」と思った事や「新しい味わいを体験」したことがUXです。

すべてを平らげて、お店を後にすると、その夜にメルマガが届いた。
新しいメニューのお知らせとクーポンがついていた。
とてもコスパの良いお店だと思い、また明日もラーメン屋に行こうと思った

ここでは、メルマガがUIです。
それに対して「コスパの良いお店だ」「明日も行こう」と思えたことがUXです。

どうです?ざっくりとした説明ではありますが、これだけ反復的にUIとUXを見ていくと、何となくつかめて来ているのではないでしょうか?

結局のところUI・UXって何?

結局のところは、UI・UXとは、色々なところで言われている
UIは、ユーザーとの接点
UXは、ユーザーが得た体験
なのです。
但し、上記、例文を読んだ後であれば、きっと理解の深さが違うはずです。

今、UXが話題となっているのは、UIを突き詰めていくだけではなく、どのような体験(UX)をユーザーに促すべきか戦略的に組み立てることが、ユーザーをゴールに導くために重要なファクターであると考えられるようになってきたからだと言えます。

ちなみに、上記の一連の流れはカスタマージャーニーマップにすることができますが
それはまた次のお話で。

ウェブサイトリニューアルに関するご相談はこちら

無料相談・お問い合わせ