《初めてのzoom完全マニュアル》①zoom基礎知識
①zoom基礎知識 | ②zoom実践準備 | zoomミーティング実践 | ||
③MTG招待 | ④MTG操作 | ⑤便利機能 | ||
⑥テクニック |
「zoomミーティング」「zoom会議」「zoom飲み会」など、世の中の変化によって、「zoom」という言葉をよく聞くようになったのではないでしょうか?
本記事では、zoomとはそもそもどういうモノなのか基本中の基本となる部分をご説明させていただければと思います。
そもそもzoomって何?
zoomとはそもそもどのようなモノなのかをざっくりと解説させていただきます。
zoomはオンラインを通じてテレビ電話を行えるサービスです。
zoomを利用する事で、パソコン、スマホ、タブレットのどのデバイスからでも、遠隔地に居る相手と、インターネット上でテレビ会議を行う事ができます。
相手の顔を見ながら話ができるので、電話よりも普段の会話に近く、表情やジェスチャーを交えたコミュニケーションが可能なため、スムーズなやり取りができます。
▲zoomの利用画面イメージ
▼zoomでインターネットを通じて遠隔地とテレビ電話をするイメージ
zoomは1対1であっても、複数人であっても、パソコンやスマホ、タブレットなどを利用してテレビ電話を無料(zoomのサービス利用料がかからないという意味です。インターネットの通信料などは別途発生します)でおこなうことができます。
zoomは主催者(zoomに招待する人)と参加者(zoomに招待される人)があり、主催者はzoomにアカウント登録する必要がありますが、参加者はアカウント登録する必要がありません。そのため、簡単にzoomに参加する事ができます。
他にもオンライン会議特有の画面共有やオンラインホワイトボードを利用できるため、電話では行いにくい、資料を共有しながらの会議や、実際の会議のようにホワイトボードに重要な事をメモしながら認識を合わせることもできます。
zoomの特徴とポイントのまとめ
- オンラインでテレビ電話ができる
- 1対1でも複数人でも同時テレビ電話ができる
- パソコンでもスマホでもタブレットでもできる
- 誘われる側はアカウント登録不要
- 無料でも使用する事ができる
- 表示している画面を参加者へ画面共有が可能
- オンライン上のホワイトボードも利用できる
LINEやSkypeとの違いは?
zoomのように、オンラインでの会話が可能なツールとしては、他にもLINEやSkypeなどのツールもありますが、zoomはビジネス上でのオンライン会議で使われるケースが多いようです。
LINEやSkypeと異なる点としては
LINEやSkypeの場合はやり取りをするユーザーは全員、LINEやSkypeのアカウントを作る必要があります。
LINEやSkypeで作ったアカウント同士が結びついてテレビ電話を行う事ができるのです。
それに対してzoomは
主催者以外のアカウントを必要としません。
そのため、参加者への負担がなく、簡単にテレビ会議に参加してもらうことができます。
zoomを利用する上で知っておきたい言葉(用語)
ミーティングの略称です。ビジネスシーンでよく使われます。
オンライン会議の主催者を指します。ホストが仮想会議室を準備し、他の参加者を招待します。
自身の声をマイクで拾わないようにする行為です。zoomの場合、話している人の邪魔をしないようにミュートにしておいたり、ホストが強制的にゲストをミュートにすることもできます。
クラウドサービスなどの「クラウド」ですが、一般的には、ネットワーク上のサービスなどを指すことが多いですが、zoomにおいては、有料ユーザーにのみ、テレビ会議の録画データをクラウド上に保存する事ができます。
LINEグループのようなテキストのやり取りをチャットと言いますが、zoomにおいてもチャット機能があります。
WEB上で実施するセミナーを「ウェブ」と「セミナー」を合わせて「ウェビナー」と呼びます。
zoomのようにリアルタイムで行う事もあれば、youtubeなどで配信されているセミナーもウェビナーにあたります。
zoomが多くの企業で利用される理由
上記にもあるように、zoomには、主催者となるホスト以外はアカウントの登録が不要という特徴があります。
上記では、LINEやSkypeを引き合いに出していますが、他のテレビ電話ツールでも、そのほとんどが参加者全員のアカウント登録を必要としてしまいます。
LINEに関しては、会社からアカウントを付与されていない限りは個人アカウントになってしまうため、自分のLINEのIDを晒したくないという人もいます。
Skypeは仕事用にアカウントを作っているケースが多いですが、普段から利用していない人も多く、いざログインしようとしたらログインIDとパスワードが思い出せない、またはSkypeのアカウントを作った事すら不明瞭な状況な人も少なくありません。
zoomにはこのように参加者全員がアカウントに縛られる必要がなく、主催者であるホストさえアカウントを持っていればオンラインミーティングを実施できる気軽さが多くの企業でも利用されている理由であると思われます。
無料プランと有料プランの違い
zoomは無料でも使用できますが、月額料金を支払うことで更に便利に利用する事ができます。
無料と有料との大きな違いとしては
無料の場合は、1対1の2人でのテレビ電話は時間無制限で利用する事ができるのですが、3人以上でテレビ電話を利用する場合は、制限時間が40分までとなります。
有料には「プロ」プラン、「ビジネス」プラン、「企業」プランの3タイプありますが、有料プランであれば、どのプランであっても、3人以上でのテレビ電話を時間無制限で利用する事ができます。
なお、時間を無制限にしたい場合、参加者全員が有料プランである必要はありません。MTGルームを開設する主催者(ホスト)が有料プランに入っていれば、他の参加者が有料プランに入っている必要はありません。それどころか、上記でも説明している通り、アカウントの登録すら必要ありません。
その他、プランによる違いは下記のプラン別の表をご参照ください。
基本 (Basic) |
プロ (Pro) |
ビジネス (Business) |
企業 (Enterprise) |
|
---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 2,000円 | 2,700円 | 2,700円 |
最小契約 ホスト数 |
1人 | 1人 | 10人 | 100人 |
MTGへの 招待可能数 |
100人 | 100人 | 300人 | 500人 |
MTGの 録画 |
パソコンに 保存 |
パソコンまたは1GBまでクラウドに保存 | パソコンまたは1GBまでクラウドに保存 | パソコンまたは1GBまでクラウドに保存 |
1対1(2人)の MTG時間制限 |
無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
1対多数(3人以上)の MTG時間制限 |
40分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
上記掲載は知っておいていただいた方が良い項目だけをピックアップしております。料金プラン詳細に関してはzoomのオフィシャルサイトで最新情報を確認するようにしてください。