意味・概要

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードで検索した際に、その検索結果に連動して上の方に出てくる広告のことを指し、検索連動型広告とも呼ばれています。

補足説明

ユーザーは検索したキーワードに関する情報が欲しいと思っています。そのユーザーが購入することを考え、そのお客様をすぐに獲得できる広告がリスティング広告です。

また、リスティング広告は入札形式が多く、検索数が多いキーワードほど入札価格が高くなる傾向がありますので、1つだけに絞らず何個か設定することも必要でしょう。リスティング広告は目に入りやすいのでユーザーの目に留まる広告など品質も大切にしなければならないでしょう。今後は、きちんとユーザーのニーズを考え仮設をたてた上で広告を出しましょう。

意味・概要

ローカルナビゲーションとは、ウェブサイト内の同じ階層にあるコンテンツに関する情報のことでどんなコンテンツがあるか案内するリンクメニューのことを指します。

補足説明

ローカルナビゲーションがある場合、基本的にはグローバルナビゲーションもあります。

グローバルナビゲーションは全体の主要なコンテンツを把握するナビゲーションですが、ローカルナビゲーションはグローバルナビゲーションの下位に置かれ、主要コンテンツのサブメニューかつ詳細な説明のような機能をもつナビゲーションメニューです。様々なウェブサイトがあるかと思います。例えば、商品がたくさんあるオンラインショップの場合、主要コンテンツの中にカテゴリ分けがされているものなどがあると思います。そのカテゴリ分けがローカルナビゲーションとなります。

意味・概要

ランディングページとは、アクセス解析の観点から見ると、ユーザーが検索エンジンまたはインターネット広告などから最初にアクセスし、表示されたページのことを指します。
しかし、広告の観点から見ると、広告を経由させてアクセスさせる最初のページという認識が強く、そういったページにありがちな、1つの商品やサービスを売るための1枚の長いウェブページのことと認識されていることがあります。このような場合は、ランディングページとは言わずに「LP(エルピー)」と呼ぶことが多いですが、LPとはランディングページの略となります。

補足説明

広告観点から見た場合のランディングページは、他のウェブページとは違い、購入や問い合わせなどの成約につなげることに特化している点などが特徴的です。様々なインターネット広告や検索キーワードが異なれば、サイトを訪れる人や動機も様々です。そのため、ユーザーに合わせたランディングページを各種用意することでページからの離脱率を抑え、成約率を高めることもできます。

意味・概要

ログインとは、インターネット上の様々なサービスを利用する際に、ユーザーIDやパスワードを入力してそのアカウントの所有者や使用者であることを証明してアクセスする認証行為のことを指します。

補足説明

ログインを行うと、インターネット上のアカウント所有者として様々なサービスを受けられるようになります。

基本的には、ユーザーIDやパスワードを覚えていれば、ログインができる状態にあります。しかし、注意しなくてはいけないことがあります。ログインするということは、ユーザーの個人情報にアクセスするということになりますので、家族など複数人で同じパソコンを使用する場合などは、個人情報を守るためにもログアウトをしましょう。また、パスワードを何カ月おきに変更するとうことも第三者に見られないようにする工夫ですので覚えておきましょう。

意味・概要

ラジオボタンとは、項目選択に用いられる要素のひとつで、複数の項目から1つだけ取捨選択させる入力要素のことを指します。

補足説明

お問い合わせページや個人情報を入力するページによく採用されており、一般的な表示方式では中抜きの小さな円形のボタンのことです。必ず複数用意されているので、チェックを入れると円形の中が黒い丸で現れます。他のボタンを選択しチェックを入れると、それまで選択されていたボタンは自動的に未選択状態になります。1つのグループ要素からは1つの項目しか選択できないようになっています。もし、複数選択したい場合は、同時に選択できる「チェックボックス」もあります。その時に合わせてどの入力要素をいれるかを検討することも必要でしょう。

意味・概要

レスポンシブウェブデザインとはPC、タブレット、スマートフォンなど、様々な異なる画面サイズの幅を基準にWebサイト表示を調整し、自動的に見やすくレイアウトが切り替わる最適化された表示のことを指します。

補足説明

レスポンシブデザインのメリットは、PCサイトやスマートフォンサイトなど専用のサイトをそれぞれ用意する必要がなく、閲覧しているユーザーには見やすいサイトが表示され異なった情報が流れることがなくなり、製作者や管理者には更新や運営業務などの負担が軽くなります。

デメリットとしては、スマートフォンサイトの表示が重くなり表示が遅い場合があります。PCサイト用ソースや画像では読み込みに時間がかかり、ユーザーが離れる可能性があります。

ですが、メリットもデメリットも含めてレスポンシブデザインは1つの方法ですので、その時に合った方法でデザインしましょう。

意味・概要

UXとは、ユーザーエクスペリエンスの略で、ユーザーがサービスや製品を利用して得られる体験のことを指します。

補足説明

例えば、ホームページやアプリなどの場合、デザインがとても素敵だったり、フォントが読みやすかったり、購入完了までの導線がわかりやすいなどの表層的な部分から対応が丁寧だったり、商品のクオリティが高いというようなサービスの質に関わる部分など、サービスを利用していく中でユーザーが感じたこと全てがUXになっています。UXはUIとセットで表されていることが多いですが、また別のものです。UIはユーザーインターフェイスの略で、ユーザーの目に触れる部分・使用する部分をすべて指しています。UXとは、違うので認識を間違えないように注意しましょう。

関連情報

結局、UX(ユーザーエクスペリエンス)って何?

意味・概要

モーダルとは、ユーザーインターフェースデザイン(UIデザイン)の専門用語で、システムが特定の機能の使用に制限されている状態のことを指します。
例えば、モーダルウィンドウとモーダルダイアログが該当します。

補足説明

モーダルウィンドウとは、操作が完了するまで親ウィンドウへの操作を受け付けなくさせるタイプのウィンドウです。コンテンツを浮かび上がるようにポップアップ表示でユーザーに確認を促したり、特定の操作をさせたり、アラート機能などの様々な表示にもモーダルが使用されています。
そしてモーダルダイアログとは、ダイアログボックス(OSの操作画面)が閉じるまでは同じアプリケーションの他のウィンドウに対する操作ができないダイアログボックスのことです。このように様々なところでモーダルという状態が使用されています。

意味・概要

PDCAとは、「Plan(計画)Do(実行)Check(点検・評価)Action(改善・処置)」のそれぞれの頭文字を取った言葉です。
計画的に成果を向上させていくために行う改善手法です。継続的に、計画・実行・評価・改善を繰り返すことで効率よく成果を高めていくことができます。
PDCAを繰り返し、改善し続けることをPDCAサイクルと呼びます。

Plan(計画)では、現状を踏まえたうえで成果を上げるための取り組みを計画します。合わせて目標を設定します。具体的に数値化することで達成・未達成がわかりやすくなるため、計測できる基準を設定することが一般的です。
仮説を立てるように「〇〇を実行することで××が△△上がると考える」などのようにプラン立てすると後のDCAが遂行しやすくなります。

Do(実行)では、上記で示した仮説の〇〇の部分を実際に実行に移します。
実行をする際に、しっかりと実行内容を記録していくことが非常に重要なファクターとなります。
数値的なモノやイレギュラーな要素などが含まれた場合もしっかりと記録しておくようにしましょう。

Check(評価)では、実行の結果、プランで立てた目標値を達成できたのか、出来なかったのかチェックします。
ここでは、間違っても贔屓目で何かを見たりしない事です。
どうしても成功したと言いたくなる気持ちはありますが、ここでは冷静に、達成できたのか、または達成できなかったのかその部分だけに目を向けててください。
理由に関しては、次のステップで考えれば良いのです。

Action(改善)では、上記の結果の理由を分析します。
達成できなかったのは何故なのか?どんな理由があったのか?しっかりと洗い出すようにしてください。
但し、この場で「だったら〇〇をすれば良い」というところまで行きつく必要はありません。
改善案に関しては、またPlan(計画)の中で仮説を立てていけば良いのです。
しっかりと理由の分析を行っておくことが重要となります。
もちろん、達成した場合でもその理由をしっかりと考えておくべきです。
プラン通りに事が運んだから目標を達成できたのか、またはプラン通りに運んでいないにも関わらず目標が達成されたのか?
PDCAサイクルでは継続的に成果を高めていくことが目的なので、達成したとしても、しっかりと分析し、次の計画へ進めていくことが大切です。

CheckとActionが同時に行われやすい事から、PDCAではなくPDS(Plan、Do、See)という形で最期をSee(考察)とするような手法もあります。

補足説明

PDCAサイクルは仕事の現場だけで使われるものではありません。
日常的に用いる事でも、物事の改善に役立てる事のできる手法です。

例えば、PDCAを利用してダイエットの計画を立てるとします。

まずはPlan(計画)です。
ダイエットで体重を5キロ痩せるために、毎日会社まで歩いて通勤する
という計画を立てます。

Do(実行)では、「毎日会社まで歩いて通勤する」を忠実に実行します。

Check(評価)では、「毎日会社まで歩いて通勤することで5キロ痩せることができたのか」を確認します。
ここでは単純に、毎日会社まで歩いたが2キロまでしか体重が落ちなかったとします。

Action(改善)では、なぜ、2キロしか体重が落ちなかったのか?を分析します。
歩くスピードをいつもよりも遅くしていた
いつもよりも食事を多くとってしまった
通勤以外の運動をしなくなってしまった
など、原因をあげていきます。挙げられた原因の中から、もっとも改善することで効果のありそうなものを
選出し、次の計画へ繋げていくことでダイエットを成功へ導きます。

このようにPDCAサイクルは日常でも役立てることができます。
もちろん、仕事の現場では利用されることが多く、継続的に改善を行っていくためには欠かせない手法なのです。

意味・概要

ヒューリスティック分析とは、ウェブサイトのリニューアルや改善を行う際に、「どのような問題があるのか」などの問題点を発見するための解析ツールと合わせて行う分析手法のことを指します。

補足説明

ヒューリスティック分析は分析者の経験から見出した法則で主観的に行える分析方法なので、他の人員を必要とはせず、分析者のみで完結させることができるのでコストはそれほどかかりません。また、様々な比較や幅広い評価などをつけることが出来るため、競合を比較した際に課題の仮設を立てやすいなどメリットもあります。ですが、分析者の経験などや思い込みで左右されることも考えられるため、正確に課題を見つけるということはなかなか難しいというデメリットもあります。そのメリットデメリットを考えたうえで使用してみるのもいいでしょう。

関連情報

押さえておきたいヒューリスティック分析の基礎知識