マーケティングミックス
製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・販促(Promotion)の 4P を組み合わせて市場戦略を設計するフレーム。1960 年代にジェローム・マッカーシーが提唱、マーケティングの古典的フレームワーク。サービス業向けに People(人)・Process(プロセス)・Physical Evidence(物理的証拠) を加えた 7P もある。Web マーケでは「販促」の中の各チャネルミックスとして応用される。
本書のスタンス(Lesson 7-6)は「Web マーケティングでは『販促』の中の各チャネル(SEO・SNS・広告・メール)の組み合わせとして応用」。『全部やる』は罠、主軸 1〜2 + 補助 1 のミックスが現実解。中小企業のリソースで全チャネルを全力で回すのは不可能で、主軸を絞って深く、補助を浅く広く、という発想で組む。
Web マーケでの実装:主軸チャネル([[main-channel]])を 1〜2 個選定、補助チャネルを 1 個、やらないチャネルを明示、カスタマージャーニー([[customer-journey]])× チャネルマトリクスで役割分担を可視化、予算配分([[ad-budget-allocation]])を目的別 / 媒体別に設計、月次定例([[monthly-review]])で見直し。BtoB は「SEO + 検索広告 + メール」、BtoC は「SNS + 広告 + LP」の組み合わせが定型。
落とし穴は、『全部やる』総花的展開でリソースが散る、4P の古典的フレームに固執して「販促」だけが Web マーケと思い込む、主軸チャネルを決めずに広告 / SEO / SNS をすべて中途半端、競合の動きや AI 検索動向に対応できず古いミックスのまま、ミックスを年単位で固定して動かさない、ミックスの効果検証(アトリビューション [[attribution]])を怠る、ミックス変更を業者に丸投げして社内ノウハウが蓄積しない。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- プロデューサー
- 経営層
- 広告運用者
会話上での使用例
ミックス戦略を社内で議論する場面
-
経営層
SEO / SNS / 広告 / メール、全部に予算配分しよう
-
Web 担当者
マーケティングミックスとして、リソースで全部は無理です。主軸 SEO + 検索広告、補助 メルマガ、SNS は様子見の構成で。やらないチャネルを明示することで、主軸の質を上げます
半期見直しでミックスの再検討の場面
-
マーケター
マーケティングミックス、半期で見直しのタイミングです
-
Web 担当者
カスタマージャーニー × チャネルのマトリクスで再検証。AI 検索拡大で SEO 流入減 + 認知広告の重要性増、を反映。メルマガを主軸候補に格上げ、SNS は補助に降格、SEO は事例コンテンツ特化、のミックス案を提案します