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主軸チャネル

集客チャネル(SEO・SNS・広告・メール・PR・口コミなど)のうち、自社が最もリソース(人・予算・時間)を投下し、最大の CV(コンバージョン=成果)を期待する中核チャネルのことです(マーケティングミックス)。

運用の基本スタンス

「全部やる」という発想を捨て、【主軸 1〜2 チャネル + 補助 1 チャネル】に絞ることが鉄則です。「やらないチャネル」を明確にし、選んだ理由を社内で共有することで、流行に振り回されずに施策を貫けます。

主軸選定の主な判断軸

  • 商材の検討期間:長期検討なら「SEO + メール」、即決されやすい短期なら「広告 + SNS」。
  • ターゲットの行動:自ら検索して探す商材なら「SEO」、偶然の発見を促すなら「SNS」。
  • 自社の既存の強み:コンテンツ制作力があるなら「SEO」、顧客との関係性が強いなら「口コミ」。
  • 競合との関係:競合と同じ土俵で勝ち抜けるか、あえて空白のチャネルを狙うか。

初心者が陥りやすい「落とし穴」

  • 主軸を決めきれず、全チャネルの運用が中途半端になる。
  • 流行りのチャネルに飛びつき、コロコロと主軸を変えてしまう。
  • 半年など短期間で諦めてしまう(主軸チャネルは成果が出るまで 1〜2 年かかることが多いです)。
  • 運用が特定の担当者に依存し、退職と同時にノウハウが消滅する。
  • 「AI 検索の拡大」など、環境変化によって主軸の効果が低下していることに気付けない。

言葉をよく利用する人

  • マーケター
  • Web 担当者(発注側)
  • プロデューサー
  • 経営層

会話上での使用例

集客の主軸を何にするか経営層から問われる場面

  • 経営層
    うちの主軸チャネルは何にすべきだと思う。
  • Web担当者
    BtoBで検討期間が長くて、コンテンツを作る力もある事業なので、SEOとメールマーケが主軸の候補です。補助は検索広告ですね。流行りでTikTokなどに飛びつくのではなく、事業の特性に合った形を半年単位で見直しながら貫いていきたいです。

AI検索の影響でSEO流入が減り、主軸の見直しを相談される場面

  • マーケター
    AI検索が広がってSEOの流入が減ってきました。主軸チャネルを変えたほうがいいでしょうか。
  • Web担当者
    まずは半期、落ち着いて観察しましょう。SEOの流入が減っても、指名検索や直接流入で補えているかを確認したいです。それでも効果の低下が続くようなら、認知広告やメルマガを主軸に格上げする案を意思決定マップに乗せて、経営会議で議論しましょう。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 7-6 チャネル横断の比重設計