SSL / TLS
よみ: えすえすえる / てぃーえるえす
Web サイトとユーザー間の通信データを暗号化し、第三者による「盗み見」や「改ざん」を防ぐ仕組みです。元々は「SSL」という名称でしたが、現在実際に使われている技術は後継の「TLS」です。しかし、業界の慣習として今でも「SSL」や「SSL 証明書」と呼ばれ続けています。URL が「https://」(HTTPS(HTTPS / HTTP))で始まり、ブラウザのアドレスバーに「鍵マーク」が付いていれば、SSL/TLS が有効な状態です。
なぜ必須なのか(重要性)
2018 年以降、主要ブラウザでは SSL 未対応(http://)のサイトに「保護されていません」と警告が出るようになりました。また、Google の検索順位(SEO)の評価基準にも含まれているため、現在では「導入するかどうか」ではなく、「どの種類の SSL を選ぶか」を考えるのが Web 担当者の基本です。
運用上のよくある落とし穴(注意点)
現場で最も多いトラブルが「SSL 証明書の有効期限切れ」です。期限が切れると訪問者に真っ赤な警告画面が表示され、不信感から離脱に直結します。
- 無料の「Let's Encrypt」などの自動更新型なら、手間はかかりません。
- 有料の商用 SSL を手動更新している場合は「更新忘れ」が起きやすいため、期限の 1 ヶ月前にカレンダーに通知を登録しておくのが鉄則です。
複数サイトを運営する場合の選び方
- ワイルドカード SSL:「shop.example.com」「blog.example.com」など、同じドメインの中で複数のサブドメインをまとめてカバーしたい場合に向いています。
- マルチドメイン SSL(別名:SAN 証明書):「example.com」と「sample.jp」のように、まったく異なる独立した複数のドメインを 1 つの証明書でまとめたい場合に向いています。
コストや運用負担が変わるため、自社のサイト構成に合わせて、制作会社やサーバー業者に相談するのが確実です。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- 情シス
- インフラエンジニア
- コーダー / フロントエンドエンジニア
会話上での使用例
新規サイトのSSL証明書のレベルを業者と決める場面
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業者ディレクター
今回のSSLはLets Encryptの無料版で大丈夫ですか。自動更新できるので運用は楽です。
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Web担当者
コーポレートサイトなら無料で十分です。ただ将来ECや決済を載せる可能性が出てきたら、商用の証明書に切り替える判断も視野に入れておいてください。
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業者ディレクター
承知しました。今は無料版で進めて、決済の話が出た段階で改めて相談しましょう。
証明書の期限切れで警告画面が出た障害対応の場面
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カスタマーサポート
お客様からサイトに警告画面が出ると連絡がありました。どうやらSSLの期限切れみたいです。
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Web担当者
すぐ業者に再発行を依頼します。今後はLets Encryptに切り替えて自動更新にしますね。商用のまま続ける場合でも、更新リマインダを年間カレンダーに入れておけば防げます。
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カスタマーサポート
お願いします。お客様には復旧の見込みをお伝えしておきます。