SimilarWeb
よみ: しみらーうぇぶ
競合サイト(直接競合)のアクセス数や流入経路、キーワードなどを「外側から」推定するアクセス解析ツールの代表格です。世界中のパネルデータ(協力ユーザーの行動履歴)などから集計して近似値を出します。同系統のツールには「Semrush」「Ahrefs(キーワード分析に強い)」などがあります。
最大のポイント:「絶対値」ではなく「桁感・相対比較」で見る
SimilarWeb の数字はあくまで推定値であるため、「あの会社は月 100 万 PVだ」と絶対値として断定・信用するのは厳禁です。同業他社 5〜10 社を並べて、「自社より規模が大きいか(桁感)」「最近伸びているか(トレンド)」を相対的に比較するのが正しい使い方です。
実務での具体的な使い方
- 競合の主要な流入チャネル(検索・SNS・広告など)の割合や、上位流入キーワード、流出先を把握し、自社の施策のヒントにする。
- 複数ツールの掛け合わせ:SimilarWeb 単体に頼らず、Ahrefs(キーワード視点)、Wayback Machine(過去サイトの変遷)、自社の Google Search Consoleと組み合わせることで精度を補う。
初心者が陥りやすい「落とし穴」
- 推定値を事実として社内共有し、後で「実際の数字と全然違う」と発覚して担当者の信頼を失う。
- 月間訪問数が少ない(数万 PV 以下など)サイトは推定精度が極端に下がることを知らない。
- 季節要因(お盆や年末など)や、一時的な PR のバズによるアクセス増を、普段の実力値と勘違いする。
- 競合名が丸見えの画面キャプチャを社外向け資料に貼ってしまい、情報流出させる。
- 「ツールが出した数字 1 つだけで意思決定してしまう」というリテラシー不足。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- SEO 担当者
- アクセス解析担当
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
会話上での使用例
リニューアル前に競合分析を業者へ依頼する場面
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Web担当者
リニューアルの提案の前提として、直接の競合5社分のSimilarWebのデータを3ヶ月分そろえてもらえますか。流入チャネルの比率と上位キーワードがあれば十分です。
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業者ディレクター
承知しました。あくまで推定値なので、その前提と精度の注意書きを添えてスプレッドシートで提出します。Ahrefsのキーワードデータも並べておきますね。
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Web担当者
助かります。相対比較とトレンドが見えれば判断できそうです。
営業から他社の流入規模を聞かれた場面
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営業
他社のサイト、うちと比べてどのくらい人が来てるの。何倍くらい。
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Web担当者
SimilarWebの推定だと、A社が約3倍、B社は同じくらい、C社は半分くらいです。ただ桁感の比較なので絶対値は鵜呑みにしないでくださいね。商談で出すなら、同程度から数倍、くらいに濁すのが安全です。
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営業
了解、断定はしないようにするよ。傾向が分かるだけでも助かる。