STP分析ツール — 分けて、狙いを定めて、立ち位置を決めるまで
STP分析は、市場をどう分けるか(セグメンテーション)→ どこを狙うか(ターゲティング)→ その相手にどう位置づけられたいか(ポジショニング)の順に決めていく進め方です。 「みんなに向けて」作られたサイトや商品は、誰の心にも引っかかりません。 先に相手を絞り、その相手から見た自社の立ち位置を言葉にすると、 載せる情報も、書き方も、価格の見せ方も決めやすくなります。
1対象とする商品・サービスを決める
対象が広いと、分ける切り口も狙う相手もぼやけます。 会社全体ではなく、ひとつの商品・サービスまで絞ってください。
2S① 求められる理由を挙げる
同じ商品やサービスでも、求める理由は消費者によって異なります。 例えば「水回りのリフォーム」なら、水漏れで困って今すぐ直したい、 古くなったのでそろそろ替えたいなど様々です。
まずは、対象の商品・サービスが「どんな理由」で求められているのか網羅的にまとめることで この商品・サービスの求められるパターンを把握する事に繋がります。 誰が求めているかは、次の画面で付けます。
3S② どんな人かを付ける
同じ「水漏れで困って今すぐ直したい」でも、築25年以上の戸建てに住む60代夫婦もいれば、 市内に賃貸を持つオーナーもいます。
挙げた理由ごとに、その理由で求めているのは「どんな人」かを書いてください。 1 つの理由に何種類いてもかまいません。理由と人の組み合わせが、ひとつのまとまりになります。
4S③ どうやって見分けるかを書く
水漏れで困っている60代夫婦は、夜でも「市名 水漏れ 修理」と検索して、今日来られるかを電話で聞いてきます。 浴室をそろそろ替えたい50代夫婦は、施工事例のページを何度も見比べます。
このように、それぞれのまとまりを「どうやって見分けるか」を書いてください。 検索する言葉、問い合わせの第一声、見ているページなど、外から分かることです。 外から見分けられないまとまりは、狙おうとしても手の打ちようがありません。
5T① まとまりを見比べる
S で作ったまとまりを、同じ物差しで見比べます。 当てはまれば ○、どちらとも言えなければ △、当てはまらなければ × を付けてください。
印を付けたら、分かる範囲で根拠を一言添えてください。根拠のない ○ は、思い込みと区別が付きません。
6T② 狙うまとまりを決める
見比べた結果をもとに、力を注ぐまとまりを決めます。 「数が多いから」だけで選ぶと、たいてい競合も同じ結論に達しています。
全部を狙うと、どれにも響かない伝え方になります。 外したまとまりには、外した理由を一言残してください。見直すときの手がかりになります。
7P:立ち位置を決める
狙うと決めた相手から見て、自社が何であると思われたいかを 1 文にします。 大事なのは、比べられる相手をはっきりさせることです。 「速い会社」と言っても、何と比べて速いのかが無ければ、相手には伝わりません。
言い切った以上は、そう言える裏付けが要ります。観点から選んで書き出してください。
入力内容はこの端末のブラウザに自動保存されます(1 件ぶんだけです)。
人に見せる前に
埋まった数より、次に何をするかが決まっているかが大事です。
- 挙げた理由は、問い合わせや聞き取りなど、お客さまの言葉で確かめましたか
- 狙うと決めたまとまりの ○ に、根拠を書けていますか
- 立ち位置の 1 文は、競合が同じことを言えない内容になっていますか