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KPIとKGIについて

ウェブコンサルのお仕事させていただいていると、KPIという言葉を度々口にすることがあります。
KPIというのはkey performance indicatorの略で、日本語に置き換えると「重要業績評価指標」なんて言うらしいです。

この長ったらしい「重要業績評価指標」やら「key performance indicator」というのが面倒くさくて「KPI」と言うわけですね。

「KPI」という言葉をよく使う私も「重要業績評価指標」やら「key performance indicator」なんて言葉を使うのは年に1、2回程度で、お客様から

「KPIってどういう意味ですか?」

と意味を問われてしまったときに「え~っと・・・」なんて言いながら手元のスマホで調べて答える程度です。調べているのがバレバレではあるものの重要なところはそんなところにないので良しとしています。そもそも意味を聞かれるのがレアケースです。

対して、「KPIっていう言葉は知っているけど、具体的にどういうものなのかがしっくり来ていない」というお客様は非常に多いんです。

この質問に関しては、年に何十回、場合によっては何百回と答えている気がします。

KPIを理解するためにはKGIを絡めるとわかりやすいです。

KGIとはKey Goal Indicatorの略で「重要目標達成指標」というものらしく、これもまたKGIという言葉以外を使うのは稀です。(個人的にですが。)

Goal、目標とあるように、そういった意味合いです。大雑把すぎますかね。
例えば、元旦に、「今年は5kg痩せるぞ!」なんてものを掲げます。これがKGIです。

KPIはこれに対して、KGIを達成するための過程に設定される数値です。
「今年は5kg痩せるぞ!」なんて目標を立てても、やみくもに何かをしたってなかなか継続できなかったり、うまく結果がでないときに、何が原因となっているのかが特定しづらくなってしまいます。
だからこそ、例えば「毎日500kcal分の運動をする」「摂取カロリーを1日1500kcalまで抑える」などのプロセスを数値化し、目標達成への道筋を明確化するのです。それがKPIです。
そのため、1つのGPIに対してKPIは複数あるのが基本となります。重要なのは、そのKPIが達成されることでKGIが達成できるという根拠のある仮説が描けることです。場合によっては、上記にさらに、「エステに通う」などが追加されなければならないかもしれません。
KPIの達成とKGIの達成率の様子をみながらKGIを維持しつつKPIの調整を試みる必要があります。
KPIがうまい成果を上げられないときに分析、仮説、検証を行い数値を上げていく、それがPDCAなのです。

どうでしょう?KPIとGPIの関係が少し理解していただけたのではないでしょうか?

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さて、(ここからが本題です。)ダイエットを例に挙げてKPIとKGIを説明してまいりましたが、ウェブサイトでも同じことが言えます。

お客様によってはKGIもKPIも設定されていらっしゃらない方もいますが、当社としては、一緒なってに考えながらKGIとKPIの設定をさせていただき、ウェブサイトの価値を最大化させます。お困りの際には是非気軽にご相談くださいませ。

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この記事を書いた人

Webディレクター歴20年。大卒後、制作会社や広告代理店を経て、2013年に独立。ビジネスに貢献するWebサイト制作をモットーに大手企業から個人事業主まで幅広い顧客のWeb戦略をサポート。昨今では制作会社や顧客のWeb担当者へのWebディレクション教育なども担当する。Webに関するご相談は本ページ上部の「ご相談・お問い合わせ」まで。

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