用語集A〜Z

CVR(Conversion Rate)

よみ: シーブイアール

コンバージョン率。CV 数 ÷ 流入セッション数 × 100% で計算する。LP の質・ターゲット適合性・訴求の鋭さ・フォームの軽さで決まる指標で、流入を増やさずに CV を上げる打ち手の基準値になる。

本書のスタンス(Lesson 2-4 / 7-3)は「全チャネルまとめての CVR で判断しない」。検索広告と SEO 流入、SNS と紹介流入では CVR が 3 倍違うことも珍しくない(Lesson 7-3 の「チャネル別の温度感」)。チャネル別・LP 別・キーワード別・ペルソナ別で分解して見ることで、初めて改善ポイントが特定できる。

数値感:BtoB の問い合わせ CVR は 0.5〜2%、BtoC の購買 CVR は 1〜3%、資料 DL のような軽い CVR は 5〜10% が一つの目安(業界・商材で大きく揺れる)。業界平均と比較するより、同チャネルでの自社時系列を追う方が改善判断に役立つ。A/B テスト(Lesson 8-4)で改善する場合は、季節要因とサンプル数を必ず揃える。

落とし穴は、CVR だけ追って分母(流入)を見ない(CVR は伸びたが流入が半減して総 CV は減っている)、フォーム改善が CVR を上げたが「ターゲット外でも気軽に送信できる」状態でリード品質が低下、リターゲ広告で CVR を盛って全体 CVR を高く見せる(本当の新規 CVR が見えない)、季節要因を無視した A/B 判定、CV 定義を変えたのに CVR の時系列を引き続ける。

言葉をよく利用する人

  • マーケター
  • 広告運用者
  • アクセス解析担当
  • Web 担当者(発注側)
  • デザイナー

会話上での使用例

広告 CVR が下がってきた場面

  • 広告運用者
    検索広告のCVR が先月 1.8% → 今月 0.9% に半減してます
  • Web 担当者
    LP は触ってないので、流入キーワードが変わった可能性。Search 広告の検索クエリレポートを見て、ターゲット外の流入が増えていないか確認しましょう。広告グループ別 CVR で分解してください

LP 改善の効果を経営層に説明する場面

  • 経営層
    CVR 1.5% → 2.3% に改善しました、で良いの
  • Web 担当者
    全体 CVR の改善は本物ですが、チャネル別では検索広告だけ大きく上がっています。SEO 流入の CVR は据え置きなので、次の打ち手は SEO 着地ページの改善になります

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 2-4 KGI と KPI の設計