用語集あ行

LP(Landing Page)

よみ: えるぴー

広告や SEO 経由で流入したユーザーが、最初に着地する縦長の Web ページのことです。サイト本体が「総合案内パンフレット」だとすれば、LP は「1 つの商品(アクション)を売るための実演販売」に特化したページです。お問い合わせや購入などの CV(コンバージョン)を獲得するためだけに設計されます。

広告運用の鉄則(穴の空いたバケツ理論)

最大の失敗は、「LP の CVR(成約率)が低いまま、広告予算を増やしてしまうこと」です。まずは LP の改善が先です。

  • 【改善前】CVR 1% のまま広告流入を 10 倍にしても、広告費が 10 倍かかるだけで CV は 10 倍にしかなりません。
  • 【改善後】先に LP を改善して CVR を 2% に引き上げれば、半分の広告費(流入 5 倍)で同じ 10 倍の CV を獲得できます。

成果を出すための設計ポイント

  • 1 ページ・1 メッセージ・1 CV:複数の商品を相乗りさせず、目的を 1 つに絞る。
  • ファーストビュー:ページを開いて最初に見える領域に「最大のメリット」と「CV ボタン」を配置する。
  • 信頼性の担保:事例、お客様の声、数値実績、FAQ などを盛り込む。
  • 入力の最適化:フォームの入力項目を極限まで減らし(EFO)、離脱を防ぐ。
  • 環境チェック:必ず「スマホ実機」で縦スクロールの読みやすさを確認する。

よくある落とし穴(注意点)

  • ファーストビューに情報を詰め込みすぎて、何が言いたいか分からない。
  • CTA(CV ボタン)が背景に同化して目立たない。
  • ターゲット(ペルソナ)が違うのに、すべての広告を 1 つの LP で受けてしまう。
  • 効果計測タグの設定やサンクスページを作り忘れ、改善のためのデータが取れない。
  • A/B テストを行わず、「とりあえず公開して終わり」になっている。
  • AI 生成ツールで作った LP をそのまま使い、独自性がなく CVR が改善しない。

言葉をよく利用する人

  • マーケター
  • デザイナー
  • コーダー / フロントエンドエンジニア
  • 広告運用者
  • ライター / コピーライター

会話上での使用例

広告予算を増やす前にLPを見直す場面

  • 広告運用者
    広告予算を2倍に増やして、CVも倍にしたいんですが。
  • Web担当者
    その前に今のLPのCVRを確認させてください。仮に1パーセントなら、フォーム改善とファーストビューの強化、事例を1件追加して1.5パーセントを目指します。改善してから予算を2倍にすれば、同じ予算で3倍のCVが見込めます。まずLP、流入を増やすのはそのあとです。

ペルソナ別にLPを分けるか検討する場面

  • マーケター
    今、LPは1ページで全部の広告から受けているんですよね。
  • Web担当者
    検索意図ごとに、検討中・比較段階・購買意欲が高い層の3つに分けませんか。それぞれペルソナと訴求とCVを最適化して、広告グループも3つに分けて対応するLPに流します。毎月それぞれのCVRを比べて効果を見ていきましょう。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 7-3 広告運用の基礎