EFO
よみ: イーエフオー
Web サイトの問い合わせ・申込・購入フォームの「途中離脱」を防ぎ、完了率を上げるための施策の総称です。Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略。フォーム入力画面では半数以上のユーザーが離脱するのが一般的なため、ここを少し改善するだけで CV(コンバージョン(CV))数が劇的に増加します。
最大の鉄則:とにかく「入力項目を削る」こと
15 項目を 7 項目に減らすだけで、完了率が 30% 改善することも珍しくありません。営業・経理・法務などから「あれもこれも入力させたい」と要望が来ても、入力負荷の増加は離脱(売上の機会損失)に直結することを説明し、「本当に必要な項目だけに絞る交渉」をするのが Web 担当者の重要な役目です。
実務での具体的なアクション(入力負荷を下げる施策)
不要な項目を削ったうえで、以下のシステム的なアシスト機能を追加します。
- 住所の自動補完:郵便番号を入れると、市区町村までが自動入力される。
- リアルタイムのエラー表示:送信ボタンを押す前(入力中)に、「フリガナが未入力です」とエラー箇所を赤字などで教えてくれる。
- 進捗バーの表示:「現在ステップ 2 / 全 3 ステップ」のように、ゴールまでの距離を可視化する。
- 二段構えの設計(上級テクニック):初回の問い合わせフォームは名前とメールアドレス等の最小限にとどめ、契約直前のフェーズで詳細な情報を入力してもらう。
現場で陥りやすい「落とし穴」
社内の要望をすべて鵜呑みにして、「フォームが肥大化し、誰も入力してくれない状態」に陥ることです。ユーザーにとってフォーム入力は「面倒な作業」であることを常に意識し、ユーザー目線で防波堤になる必要があります。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- マーケター
- デザイナー
- コーダー / フロントエンドエンジニア
- 営業
会話上での使用例
アクセス解析担当とフォームの離脱対策を相談する場面
-
アクセス解析担当
問い合わせフォームの完了率、3割くらいしかなくて。
-
Web担当者(発注側)
EFOに取り組みましょう。まず入力項目を15から7くらいまで削って、住所の自動補完や進捗バーを入れると、それだけで完了率が上がるはずです。
営業からフォーム項目の追加を頼まれる場面
-
営業
お客さんの会社規模も、フォームで入力してもらえないかな。
-
Web担当者(発注側)
EFOの観点だと、項目を増やすほど離脱が増えてしまうんです。会社規模は商談の中で伺う前提にして、Webのフォームは必要最小限に絞らせてください。
-
営業
まずは入力してもらうことが大事ってことか、了解。