ドメイン
Web サイトの住所として機能する文字列の名前(例:example.com)です。ブラウザはドメインを DNS で IP アドレスに変換し、サーバへアクセスします。Web 担当者が押さえる最重要資産で、サイト本体・メールアドレス・ブランドのすべての起点になります。
実務での鉄則 1:ドメインは「絶対に自社管理」が原則
最も強調すべきポイントです。制作会社などの業者名義で取得・管理されていると、将来業者を変える時に「ドメインを譲渡してもらえない」という致命的なトラブルに直結します。新規取得時は必ず自社のメールアドレスを使い、Whois 情報(インターネット上に公開されるドメインの登録者情報)も自社名義にして、自社で更新できる体制を作りましょう。
実務での鉄則 2:ドメインの種類(TLD)の選び方
一度決めたドメインの変更は事実上不可能なので、業種や将来展望に合わせて慎重に選びます。
.co.jp:日本の法人中心(BtoB)ならこれ一択。登記済み企業のみが「1 社 1 つ」取得できるため、社会的信用度が最も高い。.com:海外展開を見据える場合や、個人事業などに適した世界標準。.or.jp:自治体や非営利団体向け。
実務での落とし穴(よくある大事故)
- ドメインの更新忘れ(失効):担当者の責任として最も恐ろしい重大事故です。有効期限が切れて失効すると、数日後に自社のサイトもメールも全停止します。さらに第三者にドメインを買い取られて、二度と取り戻せなくなる最悪のケースもあります。
- 【対策】:「毎年の自動更新設定」「クレジットカード有効期限の確認」「退職者に依存しないバックアップ連絡先(メーリングリスト等)の登録」など、複数の防御線を必ず張っておきましょう。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- 経営層
- 情シス
- 法務 / 契約担当
会話上での使用例
新規業者の見積でドメイン取得の名義を確認する場面
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業者ディレクター
ドメインはうちで取得して、管理もしておきますね。
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Web 担当者
そこは当社の名義で取得をお願いします。Whois の連絡先も当社にして、管理権限は当社が持つ形で。御社にはネームサーバの管理をお任せする、という分担にさせてください。
経営層にドメイン自社管理の重要性を説明する場面
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経営層
ドメインなんて、業者に任せておけばいいんじゃないの。
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Web 担当者
それが、業者を変えるときに譲ってもらえないというトラブルが業界でよく起きているんです。会社の大事な資産ですし、コストも年に3,000円ほどなので、自社で管理しておきましょう。