ドメインパワー
サイト全体の SEO 評価の強さです。被リンクの数と質、ドメイン年齢、コンテンツ量、E-E-A-T、Google からの信頼度などから推定される総合指標です。Ahrefs の「Domain Rating(DR)」・Moz の「Domain Authority(DA)」・Semrush の「Authority Score(AS)」などのスコアが代表的ですが、すべてサードパーティによる推定値で、Google の公式指標ではありません。
基本は、ドメインパワーを上げる近道はなく、独自情報の蓄積で自然な被リンクを得る本道で進むことです。推定値なので絶対値の信頼性は低く、同じドメインを Ahrefs / Moz / Semrush で測ると異なるスコアが出ます。
実務での正しい活用方法(どう使うか)
ドメインパワーは絶対的な数値ではないため、以下の用途で「目安」として活用します。
- 競合との「相対比較」:自社と直接競合のスコアを並べ、「自社はどの位置にいるか」「順位はどう推移しているか」を月次で観察します。
- 長期的な推移の確認:半年〜1 年単位でスコアが伸びているかを見て、「質の高いコンテンツを作り、自然な被リンクを獲得できているか」の答え合わせに使います。
- リニューアル時の参考:サイトリニューアル時に、旧ドメインの評価が新ドメインに引き継がれているか(301 リダイレクトの成功)を確認する目安にします。
実務での落とし穴(よくある失敗例)
- スコアを「絶対視」してしまう:ツールごとの独自基準にすぎないため、「DR 50 を目指す」といった数値目標を立てることは無意味です。
- 怪しい SEO 営業に乗ってしまう:「3 ヶ月で DR を 30 にします」といったパッケージ営業に騙されないこと。作為的に被リンクを購入してスコアだけを上げても、Google から重いペナルティ(順位下落)を受けるだけです。
- 短絡的な判断:新規取得したばかりのドメインを見て、「スコアが低いからこのサイトは伸びない」と諦めてしまうケース。
言葉をよく利用する人
- SEO 担当者
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- プロデューサー
会話上での使用例
競合との相対比較でドメインパワーを見る場面
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SEO 担当者
当社のドメインパワー、直接競合五社のなかで四位でした。
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Web 担当者
絶対値より、半期ごとの推移と順位の変化を見ていきましょう。前回が五位で今期が四位なら、改善の兆しですね。プレスや登壇、寄稿、事例公開といった地道な活動が効いてきている証拠だと思います。
社名変更で新ドメインへ移す判断をする場面
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経営層
社名を変えるからドメインも変えるけど、ドメインパワーはどうなるの。
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SEO 担当者
旧ドメインの評価は中くらいで、新ドメインはゼロからのスタートです。301 リダイレクトで大部分は引き継げますが、完全には伝わりません。リダイレクトを設定して、旧ドメインも三年から五年は保持する方針にしましょう。回復には一年ほど見ておくのが現実的です。