Webサイト制作発注先一覧 制作会社・フリーランスの種類と特徴【2019年版】

Webサイトを立ち上げたり、リニューアルしたり、そんなときに、Webサイト制作の発注をかけるわけですが、実際に発注をかけようとしたときに、どこに発注すべきなのか悩んだりしませんか?

制作会社に依頼した方がいいのか?
それともフリーランスの方がオトクになるのか?
メリットやデメリットは何なのか、そもそもどのように発注すれば良いのか?

Webサイトを立ち上げる前に疲れてしまいそうです。

そんな方のために、制作会社およびフリーランスを種別化して紹介させていただきます。
当社がウェブコンサルとして普段発注している観点から説明しているため、少し偏った見方をしている可能性もありますが、多くの案件を体感しているため大きくはずしていないはずです。

皆さんの業者選定の参考にしていただければと思います。

種類別の発注業者一覧

制作会社 総合 大手 広告代理店や大手制作会社
中小 一般的な中小WEB制作会社
デザイン デザイン特化型制作会社
企画・戦略 マーケ マーケティング専門会社
ノンマーケ 奇抜な発想を生む企画会社
コーディング 日本 国産コーディング専門会社
海外 海外で生産するオフショア型制作会社
システム サーバ保守 サーバ管理会社
システム開発 システム・アプリ開発会社
SEO 総合系 SEO戦略企画会社
被リンク系 被リンク中心ブラックSEO会社
SNS SNS運用代行会社
フリーランス 総合 ひとりディレクターorプロデューサー
デザイン Webデザイン ノウハウで描く ウェブ専門デザイナー
グラフィックデザイン センスが光る グラフィックデザイナー
コーディング コーディングの匠 コーダー
フロントエンジニア Webデザインとコーディングの二刀流 フロントエンジニア
エンジニア 縁の下の力持ち エンジニア
マーケティング ウェブ上の広告マン Webマーケター
ライター 執筆系 需要拡大中 Webライター
ブロガー系 ライティングもできる? アフィリエイター

制作会社

広告代理店や大手制作会社

主に大手広告代理店や大手制作会社が該当します。広告代理店や大手制作会社になると、WEBだけにとどまらず、紙媒体や映像なども制作が可能になります。企画提案から実際に作業に入ってもらうことができるため、発注側としては、自社のマーケティング戦略などに専念できると言えます。
但し、費用が莫大になりやすく、制作物単体での費用対効果は見込みづらく、プロジェクト全体で考えた上での制作物と費用対効果を考えていく必要があります。
逆に、どんな大規模の案件であっても引き受けてもらうことのできる制作規模を持っています。
大手広告代理店や大手制作会社に依頼したい場合、基本的には仕事の依頼の一般的な窓口などよりも人を介して発注部署を紹介してもらうケースが多いようです。
制作物の品質は予算によって変わる場合もありますが、基本的に一定の品質を確保できると考えて良いかと思います。
広告代理店や大手制作会社の場合、多くの制作物を下請会社に発注しているケースが多く、品質は下請会社に大きくゆだねられるものの、代理店として品質に対する検閲を行っていることから、「ひどい品質」というモノが上がってくるケースが少なくなります。
制作時に主に前線に立つのが、営業か担当ディレクターとなるが、大きい会社ならではの部署移動などもあり、担当がコロコロと変わるケースもあります。

一般的な中小制作会社

総合的な制作を行っている制作会社というのが、一般的にいう「制作会社」と呼ばれる制作会社に該当すると言えます。
依頼主が、要望をもとに、結果的にどんな制作内容になるかわからないけど相談したいという場合に、Webに関しては、おおむね対応しきれる会社となります。
社内にはディレクター、デザイナー、エンジニアなどのクリエイティブスタッフが常駐しており、幅広い制作オファーに対応します。
社内にグラフィックの得意なデザイナーがいる場合、紙媒体などの発注も可能な場合があります。
大手とは異なり、大規模案件となった場合に、リソース不足になる可能性があり、対応している案件の多くが、大規模案件の一部の制作であったり中規模案件の制作が多くなりがちです。
中小制作会社になると、ウェブサイトからのお問い合わせから制作依頼を発注されるケースも増えてくるため、気軽にウェブサイトから相談することもできます。
比較的小さな制作会社であれば、小規模の案件でもある程度安価に引き受けてくれるため、小回りの利く制作を行ってもらうことができます。
中小ならではの小回りの利く対応をしてくれる一方で、離職率の高い制作会社などもあり、担当していた方がいなくなってしまうというケースもあります。
中小制作会社の場合、人に依存した制作が行われる場合も多く、担当が変わることで品質が大きく変わってしまうこともあるので注意が必要です。

デザイン特化型制作会社

Web制作全般を行うモノの、主たる強みをデザインに置いている制作会社です。会社の代表がデザイナーであったケースが多く、デザインへのこだわりが強い制作会社です。
Webに限らず紙媒体やプロダクトデザインなども行えるケースもあり、幅広いデザインに対応できる事が多いです。
品質も、ほかの制作会社に比べて魅力的なものを仕上げてくれるケースが多くなりますが、会社によっては、デザインに価値を置きすぎていて、Webとしての機能まで配慮が行き届かないというケースもあります。
但し、昨今では、デザインに対する付加価値を求められる傾向にあることから、マーケティング視点で見た効果を見込めるデザインの制作を仕上げてくれる傾向にもあります。
ウェブサイトから比較的簡単に相談することができる会社が多く、デザイン面も含めてしっかりと相談に乗ってくれることが多いです。
デザインに対する価値を生み出す一方で、他社よりも少し高価になりがちです。
良いデザインを安売りしないというポリシーを持っている会社も多く、良いものを手ごろな価格で提供するという会社が多いです。
ただ、「良いもの(良いWebサイト)」という定義が発注者側とうまくマッチしている必要があり、「良いもの」に対する考えがずれていると、意図しないオーバースペックなサイトが出来上がってしまうため注意が必要です。

マーケティング専門会社

主にマーケティングを主業としているマーケティング会社です。制作よりももっと上流でプロジェクト全体の戦略を踏まえたうえで、Webにおける戦略方針を導き出すような会社です。ベースがマーケティングとなるため、制作は行わないというような会社も多く存在します。(一般的なマーケティング会社)
昨今では、Webの需要が高まっていることから、Webの戦略面と合わせて、協力会社などと一緒に、Webの制作も請け負ってくれるような会社も増えてきました。
プロジェクトの戦略から考えてくれるため、どのようにすれば効果が生まれるのかを検討してもらうことができます。
ただし、マーケティング戦略を練ってもらうこと自体に費用も発生するため、プロジェクトが失敗した場合、その損失額も大きくなってしまう可能性があります。
さらに、短期的なものよりも長期的に行うようなケースが多く、費用も継続的なものになりがちです。

奇抜な発想を生む企画会社

マーケティング戦略というよりも、奇抜なアイディアを得意とする企画制作会社です。
単体で制作を行うというよりも、大手広告代理店などからプランニングとしてオファーされるケースが多いです。
世の中を驚かすようなアイディアを提供してくれるため、大手広告のように、話題性のあるものが出来上がるケースが多くなります。
アイディアをもとにそのまま制作まで行うケースとアイディアのみを提供し、制作は行わないというケースもありますが、いずれも広告代理店などがハンドリングしているケースが多いため、どちらでも需要のある会社であると言えます。
ただし、奇抜なアイディアをメディアで最大限に活かすためには、広告代理店のような媒体力が必要となるため、直接企画会社に依頼するようなケースは比較的少ないと言えます。

国産コーディング専門会社

コーディングを安価に請け負うことを前提とした制作会社です。コーディング技術がある程度熟練しているため、短時間での制作を行えるようなスキームが備わっており、コーディング単価を抑えた提供が得意な制作会社です。
デザインも行ってもらえるケースが多いですが、品質の高いデザインを制作できるケースが少なく、比較的シンプルな制作に偏りがちです。
昨今では、海外の安い単価でコーディングを行ってもらうようなケースも増えてきており、日本では事業が成り立たなくなってしまっているか、海外を拠点とするようなケースも増えてきました。
ただし、現状では、海外にコーディングを行わせる場合、指示が的確に伝わりづらいようなケースもあるため、日本を拠点としているコーディング会社に依頼するようなケースも多いようです。
一般的な制作会社では対応しにくいような数百ページまたは数千ページもあるようなサイトを請け負うことが多く、システマチックに業務をこなしてくれるような会社です。
会社によっては、1ページあたりの制作単価を明確にしている会社などもあり、制作依頼前からおおむねの費用感がつかみやすくなります。

海外で生産するオフショア型制作会社

コーディングは比較的に国間の文化の違いによる影響を受けにくいため、東南アジアを中心に、コーディングの海外拠点や海外委託が増えてきました。日本で制作させるよりも単価が非常に安くなることから、制作ページ数が膨大になるようなケースでは、海外拠点を持つコーディング制作会社に依頼することでコストを抑えることが可能になります。
ただし、実際に作業をするスタッフは日本人ではないケースが多く、日本語もわからない場合が多いため、制作の指示がしっかりと解釈されず、意図した制作内容で上がってこないようなケースもあります。
作業スタッフへは現地の日本語のわかるスタッフか、現地の言葉が話せる日本人スタッフが間に立って指示などを行ってくれるものの、ちょっとしたニュアンスが伝わりづらいというのが難点です。
基本的にはデザイン業務を請け負っていないケースが多く、安くコーディングを請け負うという前提の会社が多いです。
このような企業も、ウェブサイトなどで1ページあたりの制作単価を明確にしているケースが多いので、事前に予算感がつかみやすくなります。

サーバ管理会社

基本的にはサーバレンタルやサーバ設定を行っている会社です。中にはサーバを提供するのと合わせて制作を行ってくれるようなケースがあります。
特にシステムが絡む会員サイトのようなものと合わせて、セキュリティの対策を踏まえたサーバ選定を含めて提供するようなケースが多いようです。
基本的にはシステム会社となるので、提供するサイトは機能を重視しており、デザインなどに疎いケースがあります。
システムありきで制作が行われるため、デザイン会社と連携するようなケースも少なく、見た目重視という場合にはあまり向きません。
あくまで、サーバを用意してもらうのと合わせて、社内用に必要なイントラサイトや見た目を重視しない会員用ページなどを用意するときなどに利用するに留めるのが妥当なケースが多いです。

システム・アプリ開発会社

機能的なウェブを制作する際に必要なシステムを構築する会社です。CMSなどでも、WordpressやMovabletypeなどのパッケージを利用せずに、そのプロジェクトならではのCMSを構築する際には、こういったシステム会社に制作してもらいます。
優秀なプログラマーが揃っているため、一般的なウェブサイトとは異なる、機能的なウェブサイトを構築することが可能となります。
ウェブサイトのみではなく、スマホアプリなどの制作が可能なケースも多く、多様な対応が可能となりますが、ウェブデザインが得意ではないケースもあり、別途デザイン会社や総合的なウェブ制作会社と共同して制作するケースも多いようです。
システムの単価は高いため、機能的なサイトを構築する場合にはある程度の予算を確保する必要があり、制作する内容がある程度決まっていない限り、見積金額にも振れ幅があるため、依頼する場合には、制作したい内容の仕様と予算感をしっかりと明確にして相談するとよいでしょう。

SEO戦略企画会社

SEO対策を専門にしている会社です。
googleなどの検索エンジンで上位表示化させるために、何を行えばよいのかを提供してくれる会社です。googleの検索エンジンへの影響はどれだけ有用なサイトに対象のページがリンクされているか(被リンク)が重要となるものの、そういったリンクを自然発生させるためには何をするべきなのか、さらにhtmlの構成やサイト全体の構成として、googleが推奨する作りがどのようなものなのか、情報の掘り下げ方やリンクによるページ間の情報保管なども含めて、検証し、課題点などを明確にして、対応策を提供します。
但し、制作までは行わないケースも多く、対応方法までは提示して、そのあとの制作は既存の制作会社などに発注させるようなことが多いです。
会社によっては一時的な上位表示化を行うために、被リンク対策なども提案する企業がありますが、そういった企業であっても、一時的な被リンクであって徐々に減らしていくという提案を行うSEO会社が多いです。
SEOは継続的に対応していく必要があるため、継続的な費用が発生しやすくなります。
ただし、昨今のSEO会社は、最初の半年はSEO会社側で対応し、徐々に発注者の社内でも対応ができるようにノウハウを提示してくれる会社が増えてきています。

被リンク中心ブラックSEO会社

googleなどの検索エンジンで上位表示化させるためには、有用なサイトに多くリンクされている事が非常に重要であるため、SEO用に作成したサイトをいくつも抱えた企業が、サイトを上位表示化させるために、対象サイトへリンクを設定し、上位表示化させるという方法をとる会社があります。
この方法をとると、一時的にgoogleの検索結果などに上位表示化されることがありますが、リンクを貼ってもらっている間はずっと費用が掛かり続けることと、googleでは、このような作為的な被リンクはペナルティ対象としているため、場合によっては、対象のドメインがずっとgoogleの検索結果に表示されなくなってしまうような場合もあります。
一般的にはこのような対応は推奨されていないのですが、一時的であってもサイトを上位化させることで利益が得られるようなサイトでは、いまだに手法として用いられているというのも事実です。

SNS運用代行会社

昨今では、SNSの利用が一般化してきているものの、ファンを増やすためには、適切な投稿を適切なタイミングで行っていく必要があり、SNS運用のテクニックが必要となってきています。
そのテクニックを身に着けるためには、膨大な時間を要してしまう他、運用自体にも時間を割かなければならないため、企業の担当者だけでは賄えなくなってきています。
そこで、SNS運用のプロが集まっている会社に注目が集まってきています。
どのようにファンを増やしていくかなどの戦略も立てながら適切な投稿を随時行っていきます。
ただし、SNSでファンが増えることによって利益に転じやすい企業と、利益になりにくい(目に見える利益になりにくい)企業があり、SNSのファンが増えたものの効果が見られないと見限ってしまうケースも少なくありません。
発注する際には、SNSのファンを増やすという事だけではなく、ファンが増えることでどうなるべきかというところも含めて検討していく必要があります。

フリーランス・個人事業主

ひとりディレクターorプロデューサー

フリーランス(個人事業主)のディレクターまたはプロデューサーです。
主な役割としては、顧客の課題解決プランの提案とプロジェクトに対するクリエイターの配備となります。
基本的に、サイト構成設計や画面設計などは行いますが、自身でデザインやコーディングを行うことはありません。別途、協業しているフリーランスなどのクリエイターとチームを組んで制作を行っていくようなケースが多いです。個人で対応しているため、品質は、その人次第というところがあり、相性が良い時もあれば、悪い時もあります。
コスト的には企業よりも安くなるケースが多いですが、数量の優位性で企業の方が安いというケースもあり、一概に、フリーランスだから安いとは言い切れません。
その分、企業と異なり、担当してくれる人を名指しで指名できるようなものなので、良いディレクター(またはプロデューサー)に依頼ができればコストパフォーマンスが高くなります。
一方、個人という事もあり、受け入れられる案件規模には限界があり、大規模案件を対応できるディレクター(またはプロデューサー)は少ないと言えます。

ノウハウで描く ウェブ専門デザイナー

一般的なウェブデザイナーを指します。デザイナーには、美術大学などで美術自体を学んできたタイプの方と専門学校や独学で、デジタルデザインに特化して学んできたタイプの2パターンに分かれやすく、ウェブデザイナーの多くは後者になります。
ウェブの特徴やトレンドなどを理解している人が多いため、コーディングしやすいデザイン(ウェブとして実現しやすいデザイン)を作成することが得意な傾向にあります。
人によっては、コーダーと一緒に協業することで、ディレクターを介さずにデザイナーがディレクターを代わりをしながら、ワンストップでの制作を行うようなデザイナーも少なくありません。
但し、ディレクションとデザインを兼業しようとする場合、一人にかかる負担が上がりやすく、対応できるボリュームによっては受けきれなくなってしまうケースがあります。
美大などを卒業してきたデザイナーなどと比較すると、ウェブデザイナーはソフトウェアを駆使してデザインするタイプの方も多く、ウェブデザイン以外のデザインが作れないようなケースがあります。
業界的に、フリーランスのウェブデザイナーは非常に多く、質も様々なため、求める品質に達しない場合もあるため、選定には注意が必要となります。

センスが光る グラフィックデザイナー

紙媒体を中心に制作を行っているデザイナーです。昨今では、ウェブの需要が上がってきていることによって、ウェブデザインも行てるグラフィックデザイナーが増えてきています。
グラフィックデザイナーには美大を出ている方も多く、ちょっとしたデッサンなども描けるような方もいます。
ウェブデザイナーと比べた際に、そもそも紙業界などで淘汰された方のみがグラフィックデザイナーを続けていることも多いことから、センスの高い方が多い印象です。
但し、ウェブデザインに対しては不慣れな方も多く、印刷して見てみると良く見えるものの、画面や操作性などを踏まえて見てみた際に、ウェブ用に最適化されていないようなケースもあります。
単価的にはウェブデザイナーと差ほど変わらないものの、センスが高い方が多いため、重宝されやすい傾向にあります。
グラフィックデザイナーにウェブのデザインを検討してもらう場合は、今までどのくらいウェブのデザインを行ってきたのかなどを参考にすると良いでしょう。

コーディングの匠 コーダー

htmlのマークアップのみを主業とした方です。フリーランスでマークアップを主業としている場合、html単体でのマークアップでは需要が少なくなりやすいため、合わせて、wordpressの構築や、jsでのコンテンツ調整が可能な方が多くなります。
フリーでコーディングを請け負っている方は、比較的に丁寧な作業をされる方が多く、しっかりと作業をしてくれる方が多いという印象です。
その一方で、マイペースに作業をされる方も多いため、企業に発注するようなスケジュールがタイトなものやリスクの高いものを請け負っていただくことが難しい傾向にあります。
中にはデザイナーと協業していて、デザインまで請け負うケースもありますが、コーダー自身がディレクションを行うようなケースは少なく、デザインを行ってもらう場合は、その協業されているデザイナーと直接やりとりしなければならないケースが多いです。
コスト感としては、制作会社でコーディングしてもらう費用と大きく変わらなく、逆に数でさばく制作会社と比較すると少し割高になってしまうケースもあります。
ただし、前述したとおり、作業が丁寧な分、余計なコストが発生しにくいというメリットもあります。

Webデザインとコーディングの二刀流 フロントエンジニア

Webデザインとコーディングの両方を請け負える方です。
このタイプの方は非常に希少です。htmlをよく理解したうえでWebデザインを行うため、理にかなったデザインを作成することが可能になります。さらに一人で対応しきれるため、ボリュームの小さい作業では、コストも抑えやすくなります。
その一方で、コーディングを意識しすぎるあまり、決まったデザインに陥りやすかったり、ひとりでコーディングまで行うため、案件規模が大きくなると対応できなくなってしまうという面もあります。
ただし、デザインとコーディングの両方を理解しているため、デザイナーやコーダーと協業することで、クリエイティブディレクターとしての動きをすることもできるため、ディレクション能力も兼ね備えている方であれば大規模案件でも対応できる場合があります。
コスト感は、人によって異なりますが、一貫した作業ができるので、作業の効率化を検討することができるため、安価に抑えるような方法も検討可能となります。
そのため、需要が高く、スケジュールが埋まってしまっているため、発注することが比較的難しくなりやすい傾向にあります。

縁の下の力持ち エンジニア

主に開発案件をサポートするようなエンジニアです。一人で担当するような場合は、サーバ周りを管理したり、簡易的なプログラム構築案件などで活躍します。ただし、開発案件は小規模なものが少ないため、大きな企業や開発会社にプロジェクトジョインして作業をしているようなエンジニアが多い印象です。
ウェブなどにおいてはフルスクラッチでCMSを構築したいような場合にアサインされるケースが多くなります。
コスト面においては、原価になるため、企業にオファーするよりも安くオファーすることができますが、上述の通り、個人でプロジェクトをすべて請け負うというよりは、プロジェクトにジョインするようなタイプが多く、一定の期間、半常駐してもらって開発をサポートしてもらうような事が多い傾向にあります。

ウェブ上の広告マン Webマーケター

主にGoogle Ad Wordsやyahooリスティング広告などを代行運用し、サイトへの集客を行う方です。
対象としてはアカウント管理の関係上、大手を対象とするよりは中小企業の広告運用が多く、費用対効果を踏まえながら最適な広告運用をおこなってもらえます。
企業に発注するよりも柔軟な対応が可能となりますが、この領域は、発注主でも設定できる部分もあり、非常に安価な対応を期待される場合が多いのですが、効果を出すためにはそれなりの投資が必要であり、そのあたりの認識の乖離が起きやすい傾向にもあります。
発注する場合は、半年くらいで利益か出来るような感覚で、最初の半年はそれなりの金額を投資するくらいの気持ちで臨む方が良いと言えるでしょう。

需要拡大中 Webライター

昨今ではサイト内での記事の内容がSEOやユーザーへの訴求においても重要な役割を担っており、需要として増えてきている傾向にあります。ただし、同時に、仕事量が調整しやすいことから、副業的にライティングを行おうとする方も増えてきているため供給過多になっているようにも見えます。
執筆される方にもいくつかのグレードがあり、医療系や薬品系、お金関係、技術関係のライティングは高値になりやすい傾向にあります。
非常に安価でライティングする方もいますが、その分、質が下がる場合があり、ひどい場合は、他のサイトのコピーに近いような原稿を提示するような方もいるため、相手をしっかりと見定める必要があります。

ライティングもできる? アフィリエイター

実際に依頼をするようなケースは非常に少ないですが、基本的な生業をアフィリエイターとしており、アフィリエイトのために記事を書いているような方となります。
このようなライターは、基本として依頼を受けてライティングするよりも、自身のアフィリエイトでの利益をベースにライティングしているため、他社のためにライティングするケースは比較的少ないと言えます。
ただし、中にはアフィリエイトでのライティング技術を活用して記事を作成してくれる方もいます。

見極めのコツ

まずは自社のプロジェクトの規模感を考えましょう。

もしプロジェクト規模が大きく、長い期間での施策対応が必要なのであれば制作会社を選ぶ方が安定している可能性があります。
もちろん、制作会社であっても、いつ傾いてしまうかわからないような時代ではありますが、フリーランスの場合は、傾いてしまうというリスク以外にも、事故や病気など、個人であるがゆえに、その人以外ができないというリスクがあります。
短期的であれば全く問題ないとは思いますが、長期的な場合は注意が必要となります。
そのため、プロジェクトの規模感によっては制作会社を選択する方がリスクを軽減できるという見方ができます。
但し、フリーランスの場合は優秀な人材が多く、その人にしかできないような立ち振る舞いがプロジェクトに大きな影響を与える可能性があります。
フリーランスでやっていけているということは、それだけ個人が信頼されていて、その信頼によって生活が成り立っているという事です。
制作会社よりも関節工数が発生しにくい分、費用に対しても融通をつけやすく相談もしやすい相手だと言えます。

逆に制作会社の場合は、担当者を固定することができない場合があります。
担当を付けてもらったとしても、その担当の方が会社を辞めてしまえば、プロジェクトを担当してもらうことは出来ません。
また、部署移動や立場が変わって管理職などになってしまうことで、担当から外れるようなケースもあり、そのことで更に良い方向に転じることも可能性としてはありますが、多くの場合が悪い方向へ転じやすいという傾向にあります。
今までのノウハウなども引き継いではいるものの100%というのは難しく、担当の方と意思をすり合わせるところからスタートしなければならなくなります。
それでも、個人とは違い、担当の方が病気や事故にあったとしても、別の担当者を用意してくれるためプロジェクトが止まってしまうというリスクはありません。

まずはそういった制作会社とフリーランスの違いを見極めてみるのも良いかと思います。