顧客行動分析の軸となる「ペルソナ」を作ろう!
ペルソナとは
一般的には「仮面」を指すようですが、WEBやウェブマーケティングにおいては、特定のサービスや商品に対する、顧客行動を予測するために、どのような考えで行動するのか状況をより明確にするための、特定の架空人物を指します。
ペルソナは細かく作り込む
ペルソナを作成する際に、サービスや商品のターゲットから大きく外れた人を設定しても意味がありません。
まずはターゲットとしているユーザーをイメージしながら概ねのプロフィールを作っていきましょう。
ペルソナに必要な項目
ペルソナに必要な項目は一概に言えるものではありませんが、例えば
- 名前(仮名)
- 性別
- 生年月日
- 年齢
- 生年月日
- 在住エリア(市・町・村くらいまで)
- 住んでいる家(借家・一軒家など)
- 居住年数
- 家族構成
- 職業
- 職業
- 職歴
- 年収
- 世帯年収
- お小遣い
- お昼ご飯代
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 最近の悩み
- 消費傾向
- 情報獲得接点
などなど、他にも、サービスや商品に合わせて
「1日あたりのスマホの利用時間」や「好きな食べ物」なども含めることで
ユーザーの具体的な行動を見いだしやすくなります。それこそ、ちょっとしたイラストなどを作るとよりユーザーをイメージしやすくなるかと思います。
気を付けなければいけないのが、ぞれぞれの項目に、イメージできる整合性があるかどうかという部分です。
例えば、28歳の男性が、喫茶店の店長を仕事にしているけど、年収が2000万円となるとイメージしづらくないでしょうか?
そういうケースが無いとは言いませんが、わざわざイメージしづらいようなペルソナを立てても、行動をトレースしにくいため、設定としては誤りだと言えます。
ペルソナから見えてくること
サービスや商品のターゲットを設定するときは、ある程度幅のある設定を行うため、具体的人物像にまで迫らないので、
「こんな感じの人たちにサービスを買ってもらいたい」くらいまでは思えても、「こんな感じの人」は、具体的にどんなことを考えるのかまでは発想しづらく、考えたとしても、「こんな感じの人たち」の共通項ばかりに目がいってしまって、重要な具体性を見逃してしまう可能性があります。
ペルソナを設定することで、「こういう人ならば、こんな行動をとるかもしれない」など具体的なアクションが想像しやすくなり、対策もしやすくなります。
カスタマージャーニーマップを作るためには、まずはペルソナから
ペルソナを利用して、行動を予測し、ユーザーのUXの浮き沈みを可視化し、課題を洗い出せるものがカスタマージャーニーマップです。
具体的な改善案が生み出しやすいカスタマージャーニーマップではありますが、より良いカスタマージャーニーマップを作成するためには、しっかりとペルソナを作り込むことが非常に重要となります。
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パワーポイントで出来ていますが、特にロゴなども入っていないプレーンなモノなので、皆さんにも使い易いモノかと思います。