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私が悪いの?制作会社とのトラブルBEST5

制作会社とのトラブルBEST5

当社へ制作をご依頼いただくお客様の中には、既にご契約されている制作会社とトラブルになってしまっていて、駆け込むようにサポートをご依頼されるようなケースがあります。
当社では、そういったお客様のご相談に乗らせていただきながら、どのように解決すべきか、一緒にお話合いをさせていただき、当社で制作させていただく際には、お客様の希望に沿った制作が行えるよう尽力させていただいております。

もちろん、すべての問題を解決できるわけではなく、中には制作会社側にも事情があるようなケースもあります。

本記事では、当社への相談事例で多いモノをBEST5としてご紹介させていただき、トラブルになっている原因と思われることが何かという点と、トラブルにならないようにするためには、どのようにすれば良いのかに着眼点をあて、ご紹介させていただきたいと思います。

目次

制作会社とのトラブルBEST5

5位 期限(スケジュール)が守られない

スケジュールが守られないため、当社へ駆け込んでくるというケースは少な目ではあります。
なぜなら、スケジュールが守られなかったとしても、制作会社を変えたところで、またイチから作り直さなければならなく、余計に時間がかかってしまうからです。
そのため、当社に依頼がある場合は、スケジュールが守られない上に、言っていることも全くやってくれないような、業務放棄のような状態になっているものをたまにご相談いただく程度となります。

スケジュールが守られない原因というのは、そもそものスケジュールの組み立てが上手くできていないからです。
本来であれば、仮にスケジュールがズレてしまった場合でも、全体のスケジュールを踏まえた上で、スケジュール調整を行います。
その管理さえできていればスケジュールがずれ込むということは基本的にはありません。

但し、支給すべき情報や写真など提供や、デザインなどの確認に対して、遅延をしてしまう場合は、全体的にスケジュールがずれ込んでしまうと思っていただいた方が良いです。
尚且つ、その情報や素材、確認のフィードバックが遅延したまま、いつなら提供できるのかというのが明確になっていない場合
制作会社側でもスケジュールが組み立てられなくなります。

情報や素材、確認フィードバックの遅延は、遅延した日数だけ後ろ倒しにすれば良いというものではありません

クリエイターはその案件だけを行っているわけではないので、スケジュールに合わせて時間を確保します。
しかし、確保したタイミングで、素材や情報が足りないと、業務に着手することができません。
後になってから、素材や情報を提供しても、そのタイミングで、クリエイターに空きがあるとは限らないのです。

特に安価な案件であればあるほど、ピンポイントでクリエイターのスケジュールを抑えるので、スケジュール通りに情報が届かなければ、それだけで費用超過になってしまい、対応は、クリエイターの空き時間で対応するほかなくなるようなケースもあります。

情報や素材、確認フィードバックが遅れてしまうような場合は、事前に遅延してしまいそうな旨を制作会社へ共有し、いつまでになら必ず提出できるという期日を明確にしたうえで伝えておくと制作会社もスケジュールをコントロールできるため、全体的な遅延を最小限にとどめることができます。

提出すべきものを提出しているうえで、制作会社側の遅延が見られるようであれば、遅延理由を制作会社に問うのが良いかと思います。
ただ、提示すべきものを提示しているにも関わらず遅延する会社は、そもそもの考え方が緩い可能性があり、指摘しても早々に改善される可能性は少ないかと思います。
場合によっては担当者を変えてもらうなどを会社側に訴えかける方が得策かもしれません。

4位 デザインのクオリティが低い

当社へのご相談の中には、以前に制作してもらった会社のデザインが素人のようなデザインだったので、しっかりとしたデザインにリニューアルしてくださいというケースがあります。
これは一概には言えませんが、費用の問題が大きいようです。
ご依頼される方も相談時に既に認識されている方が多く
最初に作ったときに安く作ってしまったから…
と仰られる方が多いです。

認識されている通り、安い場合は安いなりの理由があります。
特にWEBの業界ですと、多くのフリーランスクリエイターも居て、クリエイターの中にはプロとは到底呼べないようなクオリティで活動されている方もいらっしゃいます。
そういう方の場合は、あえてお客様には伝えてきたりしませんが「勉強を兼ねて作るので」安く制作するというという場合もあります。
そういうクリエイターは、安いんだから、質が良くなくて当たり前と考えるため、そのような品質の低いものが出来上がってしまいます。

制作費用の相場に関しては、こちらをご参照いただければと思いますが、このページの情報でも比較的安めです。
初期制作などで、できる限りコストを落としたいという気持ちはわかりますが、コストを落とす代わりに犠牲となるものがあるので
まずは、そこをご理解いただく必要があります。

さらに、ホームページを作る際に、ウェブデザイナーを探して直接発注するようなケースもあるようですが、
ウェブデザイナーの多くがデザインの専門家で、ウェブにおける集客であったり、googleの検索順位を上げるためのSEO対策まで対応できない方も多いです。
そういったウェブ上での成果も検討したうえで制作を行うためには、ウェブデザイナーではなく、ウェブディレクターウェブマーケターの方が適任なのですが、ウェブディレクターやウェブマーケターのフリーランスは少ないため、探すことが非常に困難となっています。
もしお困りの場合は、当社がサポートさせていただきますので、気軽にご相談いただけますと幸いです。

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3位 制作会社がつぶれてしまった(つぶれてしまう)

このようなご相談は比較的多めです。
サイトを作ってもらった会社がつぶれてしまったとか、お願いしていた方が、何らかの事情で対応できなくなってしまったとか、細分化すると様々なケースはありますが、今までにお願いしていたところにお願いできなくなってしまったのでお願いします。
というようなケースです。

こういうケースで一番問題になるのが、サーバとドメインの契約の問題です。
Webサイトの場合は、新規で制作する場合、一般的には、サーバドメインを契約します。

サーバは、ホームページのデータを置いておく場所で、これがなければ、ホームページを公開することができません。
ドメインは、ホームページのアドレスの部分で、多くの場合、任意の名前で、●●●●.co.jpや●●●●.comといったアドレスを持っています。
このアドレスはドメイン会社と契約することで取得できるのです。

制作会社がつぶれてしまうという場合に、このサーバとドメインを誰が契約したのかというのが非常に重要になります。

もし、お客様側で契約されているのであれば良いのですが、
制作会社側で契約されている場合、制作会社がつぶれてしまえば、サーバとドメインを維持できなくなります。
簡単に言うとホームページがなくなります

サーバやドメインの契約を譲渡できれば良いのですが、サーバ会社、ドメイン会社によっては、契約の譲渡は行えず、
ホームページを維持できなくなるというケースも少なくなりません。

そのため、ホームページは作り直しになってしまうし、ホームページのアドレスも変えるしかなくなるというケースもあります。
(ドメインが変わるとメールアドレスも変えなければならなくなります。)

そのため、当社では、ホームページを制作する際には、できる限り、サーバとドメインに関しては、当社のサポートのもと
お客様側でご契約いただくようにしています。
このようなことが発生しないように、サーバとドメインはお客様側でご契約されることをお勧めします。

既に、このような状況になってしまっている場合でも、できる限り痛手がないような方法を検討させていただきますので
まずは気軽にご相談いただけますと幸いです。

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2位 費用(見積もり)が高い

他社で見積をお願いしたけど、予算を大きくオーバーしてしまっている。
毎月のように制作会社への支払いがあり、費用が膨れ上がってしまっている。
など、新規制作や更新対応を含め、費用関係のトラブルは多いようです。

ただ、何らかの作業をしてしまえば、必ず費用は発生します。
何もしていないのに費用が発生するというケースは非常に少ないです
もし何もしていないのに費用が発生するような場合は、サーバやドメインの費用であったり、
初期制作の費用が安めに設定されており、残りを月額で徴収するような制作を行った場合になります。

費用は、何かに紐づいているものなので、重要なことは、その紐づいた何かにどれだけの効果があるかというところです。
もちろん、ひと月の中だけで損益を考えると、判断する期間が短すぎるので
半年や1年の中で、掛けた費用が収益として戻ってくるだけの価値がそこにあるのかどうかが重要となります。

逆に、掛けた費用が戻ってこないようなのであれば、更新などの場合は、それを打ち切るか
今後の成果予測の相談を制作会社にする方が良いでしょう。
成果予測が見えないのであれば、費用をかける意味がないので、その作業は打ち切りとすべきかと思います。

ただ、初期費用を安くした分、月額で支払い続けなければならないような場合は
最初から支払い義務があるため、支払い続けなければいけません。

仮に更新などがあり、毎月支払っているのに、更新の度に支払いが発生するというお話を聞くこともありますが
それは、当然のお話で、毎月の支払いは初期制作を安くしたからこそで、さらに更新を行えば、その分の費用は発生します。
そうならないためにも、最初のコストなどに関しては、事前にしっかりと理解したうえで発注する必要があります。
最初に支払うべき金額を分割にしているだけなので、あとから
「作ってもらったけど成果が出なかったのに、支払いが続いている」と言ってもどうにもなりません。

費用関係のトラブルはご相談が多いですが、制作会社が意味もなく高いというケースは少なく
逆に、それ以上コストを下げれば粗悪品を提供されるケースが多いという話にとどまることが多いです。

もちろん、ご相談いただければ、制作内容を調整することでコスト調整できる可能性もありますので
気軽にご相談いただければと思います。

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1位 相談に乗ってもらえない(対応が悪い)

ご相談いただけくないようで、ダントツに多いのが「相談に乗ってもらえない」というご相談です。

この場合は、そもそもどのような対応を望んでいるのかという部分が重要になります。

良いアドバイスが欲しいという事であれば、相談されている方にどれだけの知識があるかということになりますし、言われなくても提案してほしいということであれば、それだけの予算がそこにあることが大前提となってしまいます。

中には、予算はあるのに提案が弱いというお話をされるケースがありますが、Web業界全体で見た場合、システムをあまり必要としないホームページ制作で100万円未満の予算、または、システム的な要素が必要となるようなECサイトなどの場合で500万円未満の予算の場合、業界全体で見た場合は、潤沢な予算とは言い難く、制作会社に多くのことを望もうとしても、良い対応を得られない可能性があります。

相談面に関しては、どうしても予算に引きずられてしまいます。
親身になってもらえない、わかってもらえないというようなケースも予算が関係している可能性もあります。
相談に乗るということは、それ自体に時間を使うため、安価にホームページを制作しようとする場合、できる限り余計なコストを削がなければならないため、やり取りに時間をさけないケースが多くなります。
逆に、そこを親身になり過ぎて、コスト度外視で経営されているような場合、結果的に自身の生活を保つことができず、上記にあるように、会社がつぶれてしまうというケースを起こし、結果的には迷惑を受けるようなケースもあります。

会社によっては相談料を別途支払わなければならないようなところもあるくらい、相談には費用が掛かってしまいます。
とはいえ、しっかりと話し合わなければ、意図しないホームページが出来上がってしまうので、できる限りシンプルに、必要な事を適切な形で相談できるようにできると良いでしょう。

当社の場合は、やり取りにチャットワークというサービスを利用させていただいております。
チャットワークはLINEのような感覚でやり取りすることができるサービスです。
写真やデータも添付しやすく、相手に送付されたことも明確になるので、メールなどのやり取りで
「送ったはずなのに届いていない」ということや「データが重くて添付できない」ということも発生しません。

チャットワークを利用することで、電話のように時間を割くようなこともないので、余計な費用を発生させず、お客様の希望をかなえられるようなプランを提供することが可能となっております。

制作会社に相談しにくくて困っているという方は是非気軽に当社までご相談ください。
制作経験が豊富なLab-ry Worksがサポートさせていただきます。

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この記事を書いた人

Webディレクター歴20年。大卒後、制作会社や広告代理店を経て、2013年に独立。ビジネスに貢献するWebサイト制作をモットーに大手企業から個人事業主まで幅広い顧客のWeb戦略をサポート。昨今では制作会社や顧客のWeb担当者へのWebディレクション教育なども担当する。Webに関するご相談は本ページ上部の「ご相談・お問い合わせ」まで。

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