サイトをリニューアルしたのにアクセス数もお問い合わせ数も伸びない!のは何故か?

サイトのリニューアルの目的は「改善」にあります。だからこそ、リニューアル後には成果を求めたくなります。
ただ、現実として、リニューアル後にあまり良い成果を得られていないウェブサイトが多いようです。
当社にも「他社にサイトをリニューアルしてもらったんだけどアクセス数もお問い合わせ数も伸びないのですがどうしたら良いですか?」というお問い合わせは少なくありません。
この状況は、不幸としか言いようがありません。
リニューアルした後なので、予算も消化してしまっていて改善に割ける予算がほぼ底を尽きた状態からの対応となるため、やれることにも限界があります。
当社では、出来る限りの対応を行わせていただいておりますが、まずは、本記事で、なぜそのような状況にあるのかをご説明させていただければと思います。

アクセスが伸びない理由

まずは、アクセスが伸びない理由です。アクセス数に関してはGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールを参照することで閲覧することができます。
現状でも稀に、サイト上にアクセスカウンターを設置し「本日の訪問者数」という形で表示しているサイトもありますが、それではあまり参考になりません。
本件では、アクセス解析ツールを導入している前提でお話を進めさせていただきます。
(アクセス解析ツールを入れていない場合は、まずは当社までご相談ください。)

リニューアルしても即日でアクセスが増えるわけではない

まず、そもそもなのですが、リニューアル後に即時アクセスが伸びるとは限りません
特にSEOでの集客を狙っている場合は、それなりのタイムラグがありえます。
少し様子を見るというのも必要なことです。
リニューアルした直後は関係者がたくさん閲覧することが多く一瞬だけアクセスが伸びるケースがあります。
制作会社によっては、その部分をエビデンスにして「リニューアルによってアクセスが伸びた」と報告するような場合もあります。それは一過性のもので、結果的にはアクセスは落ちるため、「なんでアクセスが落ちたのだろう…」という見当はずれな分析をしなければならないようなことになります。
リニューアルしたからといって閲覧しにくるユーザーが急に増えるわけではないのです。

集客計画なしでアクセスは伸びない

では、どうすればアクセスが増えるのかというと、そこには集客計画というものが大きく関わってきます。
リニューアルの際に、制作会社と集客計画についてお話合いはされましたか?

集客計画とは何か?

集客計画とは、本来、サイトを設立する際に計画すべき、流入戦略です。
ウェブサイトは作れば人が集まってくるというものではありません。
ユーザーはそのサイトのURLを直接入力してサイトにアクセスしてくるという事などまずあり得ないからです。
ユーザーはURLを直接入力してアクセスしてくるのではなく「何かしら」を経由してアクセスしてくるのです。
その「何かしら」の部分を戦略的に構築し、アクセスを確保することが集客計画です。
例えば、以下のような手段が集客計画には組み込まれます。

検索エンジンで上位化する

Googleやyahooで需要のあるキーワードでアクセスしたときに検索順位の上位に表示されれば、ユーザーからアクセスされる機会は上がります。
よく耳にする言葉で言えば「SEO対策」というものです。
SEOで来てほしいキーワードで上位に表示するのは簡単な事ではありません。
検索順位というくらいなので、順位はランク付けされています。
同じキーワードで上位に上がりたいサイトが他にもたくさんあり、それらのサイトとどちらが優れた情報を持っているか競争しなければならないのです。
その競争に勝ったサイトのみが、検索順位の上位に表示されることなります。
検索順位の上位に表示されるサイトの多くが、SEO対策のために毎月のように数十万円の費用を投じています。
そうやって上位化しているサイトに打ち勝てるのかどうか、しっかりと検討したうえで
キーワードを選び、アクセスを伸ばしていく必要があるのです。

検索されるような仕組みを組み入れる

上記、検索エンジンでキーワード競争をすることを避けるために、競争しないキーワードで検索させて確実に検索順位1位を獲得しておき、そのキーワードでユーザーに検索させるという方法です。

分かりやすい事例ですとテレビCMなどでたまに「〇〇で検索」という場合があります。
このように〇〇の部分に検索した時に必ず1位を勝ち取れるようなキーワードを組み込み、アクセスしやすくする方法です。
テレビCMの他にもチラシや、営業活動で「社名で検索してください」などと伝えておいたり、名刺を交換しておくことで社名で検索されやすいため、アクセスを獲得することができるようになります。

ネット広告を掲載する

検索順位が低くても、ネット広告を出すことで、アクセスを増やすことも可能です。但し、ネット広告は費用をかけ続けない限りはアクセスが得られないので、長期的に見た場合はだいぶコストがかさむ可能性があります。

被リンク先からのアクセスを得る

他にも、関連会社や関連情報サイトなどからリンクを貼ってもらいアクセスを増やすという方法もあります。飲食店などでは、ぐるなびや食べログに登録するという方法もあります。
ぐるなびや食べログがあったとしてもユーザーはもっと詳しい情報を知ろうとしてサイトへアクセスしてきます。
そんなときにしっかりとした魅力を提供できていれば集客につなげられる可能性も高くなります。

いくつかの集客方法をご紹介してきましたが、こういった集客計画をしっかり立てていなければ、そう簡単にアクセスは伸びないのです。

見た目のリニューアルではアクセスは伸びない

サイトをリニューアルする際にリニューアルの目的を「見た目を良くすること」にしてしまうケースは非常に多いようです。
これは見た目を良くすることしかできない制作業者が多いというのも要因となっています。集客状況を現状維持できていて、見た目がキレイになるのであれば、アクセスが伸びるかどうかはわからないものの、トータルでプラスにはなるかもしれません。

但し、リニューアルで見た目を良くするという過程で、集客を下げるようなリニューアルをしている場合があるのです。

危険なリニューアル

リニューアルする際に気をつけなければいけない事があります。
それは
・ページ数を著しく減らす
・掲載情報を著しく減らす
という行為です。
もちろん、不要なページがいくつもある事で、情報が散漫になってしまい、ユーザーを戸惑わせてしまえば、ユーザーはサイトを不審に思ってしまったり、欲しい情報が見つけにくくなってしまってユーザーは離れていってしまいます。
そういう場合には、しっかりと情報を整理して、不要なページを削除するという選択肢はあるのかもしれません。
もっとも危ないのが「予算がないからページ数を減らす」という行為です。
全てのページをリニューアルすると費用がかかってしまうため、必要かもしれないページを削除するという行為は非常に危険です。
Googleはサイトの情報量もサイトの価値として評価します。
大量に持っていた有用な情報を削除してしまえば、サイトへのアクセスが落ちてしまう可能性もあります。

こういうリニューアルは見た目ばかりに捕らわれてしまい、現状の情報を無下にしてしまった結果と言えます。
そういうリスクも伝えずにページ数を減らす提案をする制作会社は非常に危険な制作会社と言えます。

お問い合わせが伸びない理由

多くのサイトがお問い合わせをコンバージョン(目標)にしています。多くの予算をかけてリニューアルしたにも関わらず、そのお問い合わせ数が伸びなければ不満がたまってしまうのは仕方のないかと思います。
では、なぜリニューアルしたのにも関わらずお問い合わせ数が上がらなかったのでしょうか?
以下で説明させていただきたいと思います。

そもそもとしてお問い合わせ数を上げるのは難しい

世の中の多くの制作会社がお問合せ数を上げるという事を甘く見ています。
その証拠に、多くの制作会社がウェブサイトからお問い合わせを得られていません。制作会社は当然のことながら制作に強いので、そういう人たちとSEOで競争する事自体が難しい事なのです。だからこそ、制作会社はお問合せ数を上げることがいかに難しいということを実体験しているはずなのです。それにも関わらず、お問合せ数を上げることを安請け合いしてしまうのが多くの制作会社です。
当社で、とあるビジネスホテルのリニューアルを実施させていただいた際に、リニューアル後にお問合せ数が20倍になったことはありましたが、それは、
そのホテルの周辺に競合がなかったこと
周辺のホテルが素人のようなウェブサイトしか持っていなかったこと
その地域への旅行客が増え始めていたこと
などが重なったことにより、容易にSEOで上位化できて、競合サイトよりもしっかりとしたサイトが作れたので予約が爆発的に増えただけで、一般的にはこんなことはほとんどありません。
こういうケースを持っている制作会社がいかにも同じように成果が出るように訴求したりしますが、お問い合わせを上げるという事はそんなに簡単な事ではないのです。

アクセスがなければお問い合わせはない

そもそものお話をすると、サイトにアクセスしてくるユーザーの100%がお問い合わせをするという事はありません。
多くのユーザーは他の競合会社または競合サービス・競合商品と比較する思考が強くあります。
そのため、まずは資料を集めて、他社と比較し、そのうえで、他の会社よりも良いと判断したサイトでお問い合わせをするというのが一般的です。
または、ちょっと知りたいと思っているだけのユーザーもいますし、料金だけを知っておきたいと思うユーザーも多いでしょう。
このように、すべてのユーザーがお問い合わせしません
もちろん、こういった、見込み顧客の人たちもいずれは顧客に可能性があるので、しっかりと情報を提供していくことも非常に重要です。
但し、お問い合わせをしてくれるユーザーと言うのは一定の割合のユーザーのみなのです。
アクセス数が非常に少なければ、お問合せ数はその一定数でしかないので、僅かになってしまうということです。
アクセスが少ない=お問い合わせがない
とは言い切れませんが、関係性はあるので、リニューアルによってそもそもアクセスが落ちていないか確認する必要はあるかと思います。

見た目が良かろうとお問い合わせしたくない

見た目が良くなることで「信頼性」というものは上がります。しっかりとした企業だと思われやすいからです。
但し、しっかりとサイト自体がお問い合わせしたくなるように設計されていなければ意味がありません。
どんなに見た目が良くなってもお問い合わせしようと思うかどうかは内容次第です。
その内容をしっかりと作り込まれているかがお問合せ数に大きく影響してしまいます。
非常に多いのが、キャッチコピーのようなものがインパクト強く入っているモノの結果的にその意味がわからないというサイトは少なくありません。
ユーザーが納得できる情報がしっかりと提供できているでしょうか?
実はこういう内容をしっかりと情報を整理してデザインできるWEBデザイナーというのは意外と少ないのです。
制作会社であれば、そういう部分をケアしているのがWEBディレクターだったりします。
見た目だけが良くなって内容が入ってこないようなサイトはフリーのWEBデザイナーにありがちな過ちです。
見た目が良くなっても、ユーザーはしっかりと納得できない限りアクションは起こしてくれません。

改善するためにはどうすれば良いか?

最初にお話したようにリニューアル後というのは既に予算が底を尽きている事が多いので、改善が非常に難しくなります。
できる限り無駄な費用を使わずに改善するために以下のような工程を実施します。

アクセス状況の分析を行う

まずはアクセス状況を調べて、実際に、何が原因で成果がでないのかしっかりと分析を行います。
アクセス解析が行えていない場合は即時にアクセス解析が行えるように調整させていただきます。
アクセス数がどのくらいなのか、どのページが見られているのか、しっかりとページが読まれているのか
アクセス解析ツールを入れると様々な情報がわかるようになります。
そこから、アクセスが少ない原因、お問い合わせが少ない原因に対して仮説を立てます。

集客計画を立て直す

上記の原因を踏まえたうえで、集客計画を立て直します。上記の分析の結果、集客自体に問題がないのであれば対応不要です。
もし、集客自体に問題があれば、集客計画をしっかりと立て直します。予算も限られているかと思いますので、予算の範囲でどんなことができるのかいくつかのプランを立てていきます。

影響の大きいと思われる部分から改善する

集客プランも含めて改善プランをいくつかご用意します。
実施することで効果が高いと考えられるものから優先的に実施していきます。

リニューアル時の過ちでもありますが、リニューアルしたらそれで良しという考えが間違っています。
1ショットで成果を上げられるケースなんてレアケースです。ウェブサイトの場合は、しっかりとPDCAを回していきながら、少しずつ育てていくことがセオリーです。
上記も、改善プランを実施しながら、そのプランの効果を更に検証し、次に実施するプランを最適化してこそ成果を上げていくことができます。

当社では、貴社のリニューアルの失敗をサポートさせていただきます。

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