バンドル戦略
複数の商品やサービスをセットで提供し、単品で購入するよりも高い価値やお得感を出す価格戦略のことです。代表例として、Microsoft Office(Word + Excel + PowerPoint)や Amazon Prime(配送 + 動画 + 音楽)などがあります。
バンドル戦略の本質
最大の目的は、単なる割引ではなく「顧客が商品を選ぶ手間と迷いを減らす」ことです。「これを選べば失敗しない」という推奨セットを用意することで、ユーザーの意思決定の負荷が下がり、結果として コンバージョン(購入や申し込み)率の向上につながります。
実務での活用シーン
料金ページや見積もりフォームの設計で活用されます。「単品を 3 つ並べて選ばせる」よりも、「おすすめセット」として 1 つにまとめる方が、迷いによるサイト離脱を防ぐことができます。
現場で陥りやすい注意点
担当者がやってはいけないのは、バンドルを「在庫処分」や「不人気商品の抱き合わせ」に使ってしまうことです。顧客から見て「自分にとって価値があるセットだ」と思えなければ、押し売りのような悪印象を与え、ブランドの信頼を損なってしまいます。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- プロデューサー
- デザイナー
- 広告運用者
会話上での使用例
新サービスの料金プランを設計する場面
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マーケター
新サービス、単品3種類で売り出そうと思っています。
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Web担当者
そこにバンドル戦略でおすすめセットを1つ加えませんか。3種類のうちどれにするか迷うお客様が、セットなら安心して選べて、迷っての離脱を防げます。
ECで客単価を上げたいと相談される場面
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EC担当
客単価をもう少し上げたいんですよね。
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Web担当者
バンドル戦略で、よく一緒に買われる組み合わせをセットにしましょう。値引きの大きさより、選ぶ手間が減ることが効きます。在庫処分の抱き合わせにならないよう、お客様にとって価値のある組み合わせにするのがコツです。