用語集A〜Z

CGI

よみ: シージーアイ

Web サーバー上でプログラムを動かし、「動的なコンテンツ(掲示板やお問い合わせフォームなど、アクセスするたびに結果が変わるページ)」を作るための古典的な仕組みです。

1990 年代〜2000 年代初頭の Web サイトでは中心的な技術でしたが、現在はより高速で安全な新しい仕組みに主役の座を譲っています。

Web 担当者にとっての「CGI」の位置づけ

これから作る新規サイトで CGI を選ぶことはほぼありません。しかし、自社の古いサイトの保守や、システム改修(リプレース)の見積もりを業者からもらう際によく登場する用語なので、「昔の古い仕組み」という概念を押さえておく必要があります。

実務における基本方針(リプレースの検討)

自社サイトのお問い合わせフォームなどで未だに CGI が現役で動いている場合は、早急にリプレース(最新システムへの移行)計画を立てるのが基本です。そのまま使い続けると、以下のような深刻な問題が発生します。

  • セキュリティリスクの増大:古い仕組みのため、サイバー攻撃の標的にされやすい。
  • 保守人材の枯渇:当時の言語(Perl など)を扱えるエンジニアが減っており、トラブル時に直せる人がいない。
  • パフォーマンスの劣化:動作が遅く、ユーザーにストレスを与える。

初心者が陥りがちな「放置の落とし穴」

「とりあえず今動いているから問題ない」とレガシーシステム(古いシステム)を放置し、ある日突然セキュリティ事故(情報漏洩など)が起きてから慌てるケースが後を絶ちません。古い技術は「壊れる前に計画的に移行する」のが鉄則です。

言葉をよく利用する人

  • バックエンドエンジニア
  • Web 担当者(発注側)
  • 情シス

会話上での使用例

古いシステムの扱いを情シスと判断する場面

  • 情シス
    20年前に作ったCGIのシステムが、まだ動いているんですが。
  • Web担当者
    CGI時代のシステムは、早めにリプレース計画を立てた方がいいです。セキュリティのリスクが年々高まっていくので。
  • 情シス
    動いているうちに、移行の段取りを始めておきます。

業者見積もりの内容をプロデューサーと確認する場面

  • プロデューサー
    業者の見積もりに「CGI改修」という項目があるんですが。
  • Web担当者
    CGIはかなり古い技術なので、部分改修よりも、PHP 8系で作り直す方が長期的には得策です。
  • プロデューサー
    延命より作り替えを前提に、聞いてみます。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 1-5 HTML / CSS / JavaScript と CMS