コアコンピタンス
企業の中核となる独自の強み(技術、ノウハウ、組織力など)を示す経営戦略の用語です。Web 担当者にとっては、サイト設計やコンテンツ作りの「ブレない軸」を見つけるための重要な考え方になります。
強みを見極める「3 つの条件」
以下の 3 つをすべて満たすものが、真のコアコンピタンスです。
- 模倣困難性:競合他社が簡単に真似できないか(模倣困難性)。
- 顧客価値:お客様にとって、確かなメリット(価値)があるか。
- 展開可能性:他の事業や新しい製品・サービスにも応用できるか。
実務での活かし方:独自コンテンツの起点にする
このコアコンピタンスがサイトに反映されていないと、誰でも書ける「一般論ばかりの薄いサイト(コモディティ化)」になってしまいます。Web 担当者は、経営層や営業現場との対話を通じて「自社にしか語れない領域」を言語化し、それを発信の軸に据えることが最大のミッションです(差別化(差別化戦略)・USP)。
初心者が陥りやすい罠(落とし穴)
- 「自社の希望(思い込み)」を書いてしまう:「うちはサポートが手厚い(はずだ)」といった自社の希望や思い込みを強みとして設定してしまう。実際に競合と比べて優位性があるのか、顧客視点で本当にお金を払う価値があるのかを、客観的かつ冷静に評価して炙り出す必要があります。
言葉をよく利用する人
- 経営層
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- プロデューサー
- 広報
会話上での使用例
サイトリニューアルの起点を議論する場面
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プロデューサー
今のサイト、どこにでもある感じで個性がないんですよね。
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Web担当者
それなら一度、コアコンピタンスを経営層と営業の方から聞き直して、サイトの中核に据えませんか。自社にしか語れない領域がはっきりすれば、ありきたりな印象は変わってくると思います。
新規コンテンツの題材を決める場面
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マーケター
どんな記事を書けば差別化できるんでしょうか。
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Web担当者
コアコンピタンスの領域、つまり自社の事例やノウハウを言葉にしていきましょう。誰でも書ける一般論はAIでも作れてしまうので、そこは避けたいです。