D2C / DtoC
よみ: ディーツーシー / ディーティーオーシー
Direct to Consumer の略で、「DtoC」とも表記されます(2 と to の違いだけで同じ意味)。メーカーが小売店・卸を介さず、消費者に直接販売するビジネスモデルです。ECサイト・SNS・自社アプリで完結します。米国の Casper(マットレス)、Warby Parker(メガネ)が代表的な成功例です。
核心は、D2C がWeb 運用そのものを事業の中核に据えるモデルだという点です。顧客との直接の関係性づくり、ブランドコミュニケーション、購買データの活用、これらすべてが Web の領域になります。だからこそ Web 担当者の役割が事業の成否を直接左右します。
実務での鉄則:「商品・体験・関係性」の三位一体
D2C で成果を出すには、以下の 3 つすべてに継続的に投資し、設計することがポイントです。
- 商品:魅力的なプロダクトそのもの。
- 体験:EC サイトの使いやすさや、商品が届いた時の感動(パッケージデザインなど)といった顧客体験。
- 関係性:SNS での対話やコミュニティ運営を通じた、顧客との直接的なつながり。
実務での落とし穴(よくある失敗例)
- 単なる「EC サイト運営」になってしまう:D2C を「自社でネットショップをやること」と狭く捉えてしまうケースです。「売り場の運用」だけでは他社と差別化できず、価格競争に巻き込まれてしまいます。ブランド構築と顧客とのコミュニケーション(関係性づくり)を欠かさないことが、成功の鍵になります。
言葉をよく利用する人
- 経営層
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- プロデューサー
会話上での使用例
経営層から新規事業の相談を受ける場面
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経営層
うちもメーカーとして、消費者に直接売るD2Cを始めたいと思っているんだ。
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Web担当者
D2CはWeb運用そのものが事業の中核になるモデルです。ECだけでなく、SNSでの発信、ブランドづくり、購買データの活用まで、すべてに継続して投資する覚悟が必要になります。
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経営層
なるほど、売り場を作って終わりではないんだね。体制から考えていこう。
競合のD2Cブランドをマーケターと分析する場面
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マーケター
競合のD2Cブランドを調べているんですが、どんな観点で見ればいいでしょう。
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Web担当者
強いD2Cブランドは、商品と顧客体験とコミュニティの三位一体で成り立っています。ECの運営だけ見ても本質は分からないので、その3つの観点に分けて分析すると差がはっきりしますよ。
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マーケター
たしかに、売り場だけ真似ても勝てない理由が見えてきそうです。その3軸で整理します。