用語集た行

ドロップダウン(プルダウン)

クリックやタップをすると、下方向に展開するメニューや選択肢のことです。フォームの入力項目(都道府県や職種など)、ナビゲーションメニュー、商品の絞り込み(フィルター)機能などで多用される標準的な UI です。

鉄則:「選択肢の数」に応じて UI を使い分ける

何でもドロップダウンにすると、かえって使いにくくなります。以下の目安で使い分けるのがベストプラクティスです。

  • 5 つ以下ラジオボタン(一覧性が高く、ワンクリックで選べるため)。
  • 6〜30 個程度:ドロップダウン。
  • それ以上:検索機能付き、またはオートコンプリート(文字を打つと候補が出る仕組み)。50 項目をスクロールして探させるのは避けます。

実務での向き合い方と注意点

フォーム設計やナビゲーション設計で頻繁に登場します。特にモバイル対応において、以下の点に注意して実機確認を行いましょう。

  • タップ領域の確保:スマホでは小さすぎて指で押し間違いやすくなります。タップ領域の最小推奨サイズ(44×44px など)を満たす設計を制作会社に求めましょう。
  • OS 標準の動きへの理解:スマホでドロップダウンをタップすると、iPhone なら画面下からドラムロールのような選択画面が立ち上がるなど、OS 独自の表示になるのが一般的です。「PC 版と同じ見た目にならない」と慌てないようにしましょう。

言葉をよく利用する人

  • デザイナー
  • コーダー / フロントエンドエンジニア
  • Web 担当者(発注側)

会話上での使用例

入力フォームの都道府県の選び方をディレクターと相談する場面

  • ディレクター
    都道府県の入力欄って、どんな形にしますか。
  • Web 担当者
    普通にドロップダウンで 47 項目並べる形でもいいんですが、検索機能付きのセレクトにすると、頭文字を打つだけで絞り込めて入力が速くなりますよ。

モバイルで選択肢がタップしづらいとデザイナーから指摘される場面

  • デザイナー
    スマホで確認したら、このメニューがちょっと押しにくいんですよね。
  • Web 担当者
    ドロップダウンのタップ領域が小さいのが原因だと思います。最低でも 44 かける 44 ピクセルは確保したいので、そのサイズに広げて調整しましょう。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 4-4 モバイル UI