用語集ま行

マークアップ価格設定

製造原価・仕入原価に一定の利益率(マークアップ)を上乗せして販売価格を決める方法。「原価 + 利益」で価格が決まるシンプルな計算式が特徴で、小売業・卸売業・受託制作業界で広く使われる。

Web 担当者にとっては、サービス料金ページの設計時に「原価ベースの料金が業界平均か」「業界の標準的マークアップは何%か」を理解しておくと、価格訴求の見せ方が判断できる。とくに制作会社の見積もり相場感を持つときに必要(Lesson 3-2)。

本書のスタンスは「マークアップ価格設定は計算は楽だが、顧客視点(価値ベース)では決められない」。バリュー価格設定や知覚価値価格設定と組み合わせて、「原価だとこの価格、価値で見るともっと取れる」のように両面から検証するのが本質。

担当者が陥りやすいのは、マークアップで決めた価格を Web で機械的に表示してしまい、顧客から見て「なぜこの価格?」が分からないこと。価格表の横に価値の説明を必ず添える。

言葉をよく利用する人

  • 経理 / 購買
  • マーケター
  • Web 担当者(発注側)
  • 経営層

会話上での使用例

料金プラン改定の打ち合わせ

  • 経理
    原価率上がったので、マークアップで再計算しました
  • Web 担当者
    マークアップ価格設定 の結果は理解しました。ただ Web の見せ方は、価値訴求を強化する形で値上げを納得してもらう設計に

業者からの見積もりレビュー

  • プロデューサー
    この見積もり、相場感どうですか?
  • Web 担当者
    業界の マークアップ価格設定 慣行で見ると、人月 80 万円は中堅クラス。差別化要素があるなら適正、無いなら交渉余地あります

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 3-2 RFP と見積もり