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ネイティブ広告

媒体のコンテンツに自然に溶け込んだ形式の広告です。記事広告・タイアップ広告・SNS のインフィード広告・推奨記事などを含む広義の概念で、「広告だと意識せず読まれる」のが特徴です。従来のバナー広告より高いエンゲージメントが期待できます。

ネイティブ広告の条件は「PR 表記必須 + ユーザーに価値ある内容」の両立です。ステマ(ステルスマーケティング)と誤解されない透明性を保ちつつ、コンテンツとしての価値を維持するのが鉄則になります。

実務での鉄則(デザインと運用のバランス)

主にニュースアプリや SNS のインフィード広告(タイムラインの記事と記事の間に挟み込む広告)などで関わることが多い形式です。

  • 媒体との調和:デザイナーと連携し、配信先のメディアや SNS の世界観(フォントや画像のトーン)に違和感なく溶け込むクリエイティブを作ります。
  • 透明性の確保:視覚的に溶け込ませながらも、必ず「これは広告である」ということが読者に明確に伝わる状態を保つのが、担当者の腕の見せ所です。

実務での落とし穴(よくある大事故)

  • PR 表記を隠そうとする:クリック率を上げたいからといって、「PR」や「スポンサー」といった表記を意図的に小さくしたり、背景と同化させたりするのは絶対に NG です。
  • 【対策】:これが発覚するとステルスマーケティング(ステマ)として景表法違反(法律違反)となり、企業のブランドを致命的に毀損します。PR 表記は「誰が見てもわかるように、大きく明確に入れる」のが現代の絶対的なルールです。

言葉をよく利用する人

  • 広告運用者
  • マーケター
  • Web 担当者(発注側)
  • デザイナー

会話上での使用例

SNSのインフィード広告のクリエイティブを入稿する前に表記を確認する場面

  • 広告運用者
    ネイティブ広告のクリエイティブができあがりました。
  • Web担当者(発注側)
    ありがとうございます。媒体に溶け込む形式なので、PR表記がしっかり見えることが必須です。デザインに埋もれていないか、一緒に確認させてください。
  • 広告運用者
    了解です。表記の位置と大きさをチェックしてもらえると助かります。

広告色を抑えて編集記事に近づけたいという要望に、注意点を伝える場面

  • マーケター
    もう少し広告色を抑えて、ふつうの編集記事に近づけたいんです。
  • Web担当者(発注側)
    ネイティブ広告でも、PR表記だけは明確に残しましょう。広告と記事の境目を曖昧にすると、景表法に触れるおそれが出てきます。
  • マーケター
    わかりました。表記は明確にしたうえで、中身を読みやすくします。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 7-3 広告運用の基礎