用語集た行

テーマ(CMS)

CMS の外観(デザインとレイアウト)を切り替えるための一式。WordPress なら「テーマ」、Shopify なら「テンプレート」、その他 CMS でも同義の概念がある。同じ記事データに対して、テーマを切り替えるだけでサイト全体の見た目が変わる仕組み。本書の人物シリーズで CMS が「服を着替える人」と例えられる、その「服」に当たる(Lesson 1-5)。

テーマの選び方は無料テーマ / 有料テーマ / オリジナル制作の 3 つに分かれる。無料テーマは導入が早いが、デザインの被りと機能制約がある。有料テーマ(数千〜数万円)は完成度が高くサポート付き。本格的なコーポレートサイトでは、業者にオリジナルテーマを作ってもらうのが主流。

担当者が気をつけるのは、テーマ更新と独自カスタマイズの衝突。テーマファイルを直接書き換えると、テーマ作者がアップデートを出した時に自分の改修が消える事故が起きる。「子テーマ」を作って改修はそこに書く、というのが WordPress の鉄則(Lesson 8-3)。

テーマ選定の落とし穴は、「デザインだけで選ぶ」こと。「カッコいい」テーマほど読み込み速度が遅く、SEO 評価で不利になることが多い。Core Web Vitals に影響する LCP / CLS の数値も、テーマの作りに大きく依存する。テーマ候補を絞ったら、必ず実機で表示速度を測ってから決める(Lesson 6-3)。

言葉をよく利用する人

  • Web 担当者(発注側)
  • コーダー / フロントエンドエンジニア
  • デザイナー
  • ディレクター

会話上での使用例

WordPress リニューアルでテーマを選ぶ場面

  • 業者ディレクター
    今回の WordPress、有料テーマ「Snow Monkey」をベースに、オリジナルで一部カスタマイズする提案です
  • Web 担当者
    了解です。カスタマイズは子テーマでお願いします。テーマアップデート時に上書きされない構成にしてください

サイトが遅い原因を業者に問い合わせる場面

  • Web 担当者
    PageSpeed で点数が低いんですが、テーマが原因の可能性は?
  • 業者
    可能性大です。今のテーマは画像処理が重い設計です。スリムなテーマへの載せ替えか、軽量化カスタマイズの 2 案で見積もります

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 1-5 HTML / CSS / JavaScript と CMS