カット割り
動画・写真撮影で、シーンや構図をどう切り替えていくかの設計。「絵コンテ」「カット表」と呼ばれるドキュメントで、撮影前にカット数・構図・カメラアングル・被写体の動き・カット間の遷移を事前計画する。動画 1 本 = 30〜100 カット、写真撮影 = 主要 10〜20 カットが目安。
本書のスタンス(Lesson 5-3)は「担当者は細部より『利用シーン × 感じさせ方』に集中し、カット割りそのものはプロに任せる範囲」。カメラアングルの細部や照明の角度は映像クリエイターの判断領域、担当者は「このカットでブランドトーン([[brand-tone]])が伝わるか」「ペルソナの利用シーンで違和感がないか」を見る。
事前準備の実務:絵コンテ(各カットの構図案)を撮影前に共有してもらうと、後出しの揉め事が減る。撮影現場での「やっぱりこのカット要らない」「あれも撮りたい」を抑える効果も。撮影予算・時間・人員を最後にズラさず、絵コンテで合意した範囲内に収める。ドローン・特殊機材・出演者の交通費なども事前見積で擦り合わせる。
落とし穴は、絵コンテなしで現場に入ってカット数が想定の倍に膨らむ、現場でカット追加要望が出て撮影が長引き出演者が疲弊、絵コンテに「文字情報」(後で文字入れする箇所)が反映されておらず映像と文字の整合が破綻、ドローン撮影が天候依存で予備日が組まれていない、被写体(社員)の表情がスタイリスト不在で硬い、カット割りを業者任せにして自社らしさが消える。
言葉をよく利用する人
- カメラマン / 映像クリエイター
- デザイナー
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
- プロデューサー
会話上での使用例
採用動画の絵コンテを業者と擦り合わせる場面
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映像クリエイター
カット割り、絵コンテ案できました。80 カットです
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Web 担当者
ペルソナの「求職者・20 代後半」が「自分も働く姿」をイメージできるカット選定でお願いします。社内会議・休憩・営業同行など日常的なシーンを多めに。撮影日程と出演者拘束時間の試算も
現場で「もう少し撮りたい」と要望が出た場面
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営業
営業のシーンも追加で撮ってほしい
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Web 担当者
すみません、カット割りは事前絵コンテで合意済みで、追加すると押し出しで他カットがズレます。今回は予定通りで、次回追撮の機会に確保したいです