スタイリスト
撮影現場で衣装・小道具・空間の演出を担う専門職。コーポレート写真の品質を大きく左右する。社員撮影では「会社らしい服装感」「業種に合った小物」「無理のないポーズ」を設計し、出演者の緊張をほぐす役割も担う。撮影予算の中でも見落とされがちだが、ROI が高い。
本書のスタンス(Lesson 5-3)は「担当者は『服装・髪型・小物が自社らしさに合うか』『3 年後も使える普遍性があるか』を撮影前に確認」する範囲。スタイリストの専門領域(色合わせ・素材感・ブランド整合)は任せ、判断軸の伝達に集中する。「流行を追いすぎた写真は短期で陳腐化、長く使う素材ほど普遍的な選定が大事」。
事前準備の実務:撮影テーマ・対象シーン・出演者リスト・服装ガイドライン(社内ドレスコード)・利用想定期間をスタイリストに共有。社員撮影なら本人持参の私服 + 撮影用の予備衣装を併用、職種別(営業 / 技術 / 役員)で服装感を変える設計も可能。小物は「業界らしさ」を出す程度の控えめが基本(主役はあくまで人物)。
落とし穴は、スタイリスト不在で撮影に入って「いつものスーツ」だけになる、流行のシルエット / 髪型を採用して 1〜2 年で陳腐化、出演者にスタイリングを任せて統一感がない、撮影前のスタイリストとの打ち合わせ不足で「思ってたのと違う」、衣装代の見積を撮影費とは別計上にして経理が混乱、被写体に過度に気を遣わせて表情が硬くなる。
言葉をよく利用する人
- カメラマン / 映像クリエイター
- デザイナー
- Web 担当者(発注側)
- 広報
- プロデューサー
会話上での使用例
社員撮影前にスタイリストとの打ち合わせを設ける場面
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Web 担当者
スタイリストさんとの打ち合わせ、いつ設けますか
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映像クリエイター
撮影 1 週間前を推奨。社員 10 名の私服 + 予備衣装の方向性、髪型の指示、小物の用意を 1 時間で擦り合わせます。ブランドトーンと「3 年後も陳腐化しない」を念頭に
出演者から服装の不安を相談された場面
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営業
撮影、私服で良いって言われたけど何着れば
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Web 担当者
スタイリストさんに事前相談を設けます。営業職向けのジャケット系で、シャツのカラー候補を 3 つ用意してもらいます。当日の代替案も準備するので過度に気にしないで大丈夫です