ストック画像 / ストックフォト
PIXTA や Adobe Stock などの素材販売サイトから、購入または定額(サブスクリプション)で利用する写真・イラスト素材のことです。
※多くは「ロイヤリティフリー(RF)」という契約形態です。これは「無料」という意味ではなく、「一度購入すれば、規約の範囲内で何度でも追加の利用料(ロイヤリティ)なしで使える」という意味です。
実務における「自社撮影」との使い分け
背景のパターンやイメージ画像などはストック素材で十分ですが、「自社らしさ」や「信頼感」を出したいメインビジュアルなどでは、自社撮影のオリジナル写真を優先するのが基本です。(ストック素材に頼りすぎると、安っぽい印象を与えたり競合と素材が被ったりするリスクがあります)
利用前に必ず確認すべき「ライセンス(利用規約)」
用途(通常の Web 掲載か、商品パッケージか等)によって必要なライセンスが変わります。以下の項目は必ず一つずつ確認しましょう。
- 商用利用は可能か。
- 媒体の制限はないか(Web は OK でも、印刷物や SNS 広告は NG など)。
- 人物素材の肖像権はクリアされているか。
- クレジット(提供元の明記)は必要か。
- AI の学習データとして利用してよいか。
初心者が陥りがちな「5 つの落とし穴」
- 競合との「素材被り」:BtoB の IT 業界などで「会議室でろくろを回しながら笑う外国人ビジネスマン」のフリー素材が被り、オリジナリティが皆無になる。
- ペルソナのズレ:日本向けのサービスなのに、明らかに海外の風景や外国人の素材を使ってしまい違和感が出る。
- 期限切れの放置:一定期間しか使えない契約の素材を、期限切れに気付かず使い続けて著作権違反になる。
- 無料素材のクレジット表記忘れ:「無料」という言葉に飛びつき、必須とされている「〇〇提供」という表記を見落とす。
- AI 生成画像のリスク:権利関係がグレーな AI 生成画像を、商用利用の可否を確認せずにそのまま使ってしまう。
言葉をよく利用する人
- デザイナー
- カメラマン / 映像クリエイター
- Web 担当者(発注側)
- 広告運用者
- 広報
会話上での使用例
デザイナーが提案したメインビジュアルが競合と被っていた場面
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デザイナー
メインビジュアルは、このストックフォトの写真でいこうと思います。
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Web担当者
実はこの写真、直接競合のA社のトップにも使われているんです。Google画像検索でも同業他社がたくさん出てきますね。
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Web担当者
Adobe Stockで別のカットを探すか、いっそ自社撮影に切り替えませんか。自社らしさを出したいビジュアルなので、被りは避けたいです。
無料素材を商用で使ってよいか確認する場面
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マーケター
Unsplashの写真なら、商用でも無料で使えますよね。
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Web担当者
基本はそうなんですが、ストックフォトでも特定の写真は二次配布やAI学習データへの利用が制限されていることがあります。
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Web担当者
利用規約を一度印刷して残しておきましょう。規約は変わることもあるので、年に一度はチェックする運用にしておくと安心です。