ディレクトリ
ファイルを整理して格納する「フォルダ」のことです。サーバ上ではディレクトリの階層構造がそのまま URL のパス構造に対応することが多く、/about/ のような区切りはディレクトリを表します。Web サイトのファイルをどう配置するかの基本単位で、サイトの「住所設計」にあたります。
押さえておきたいのは「ディレクトリ構成はあとから変えると代償が大きい」ことです。構成を変えると URL が変わり、リンク切れや SEO 評価の引き継ぎのためのリダイレクトが必要になります。公開前に、分かりやすく将来の拡張にも耐える構成を決めておきましょう。
実務で関わる主な設定・操作
- 公開ディレクトリ(ドキュメントルート)の理解:Web 上に公開される領域と、非公開の領域をしっかり区別します。
- ファイルの転送と操作:「FTP ソフト」やサーバーの「ファイルマネージャー」を使ってファイルを適切な場所に配置します。
- 設定ファイル(.htaccess など)の配置:ディレクトリごとのアクセス制限やリダイレクトなどを制御します。
実務での落とし穴(よくある失敗例)
- 情報漏洩の危険:テストファイルやバックアップデータ(
.zipなど)を、うっかり「公開ディレクトリ」に放置してしまい、誰でもダウンロードできる状態になってしまう事故がよく起きます。 - 深すぎる階層:フォルダを細かく分けすぎた結果、URL が長大化してユーザーにも検索エンジンにも分かりづらくなってしまうケース。
- リンク切れの多発:公開後にディレクトリ名を変えたり移動させたりしてしまい、サイト内のリンクが切れてしまうエラー。
- 命名規則のバラつき:大文字・小文字が混在したり、日本語のファイル名をつけたりして、後から管理ができなくなるケース。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- コーダー / フロントエンドエンジニア
- 情シス
- インフラエンジニア
- バックエンドエンジニア
会話上での使用例
サイトの構成を設計する場面
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Web担当者
サービス紹介ページのディレクトリは、どう切るのがいいでしょう。
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ディレクター
これからサービスが増える前提で、スラッシュ・サービスの配下にまとめておきましょう。あとから構成を変えるとURLが変わって、リダイレクトの手当てが必要になるんです。最初の設計が肝心ですね。
公開前のファイル配置を確認する場面
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情シス
本番の公開ディレクトリに、バックアップのZIPがそのまま置いてあるんですが。
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Web担当者
それは公開領域だと、URLさえ知られればダウンロードできてしまうので、非公開の領域へ移しましょう。設定ファイルの置き場所も合わせて確認しておきますね。