用語集A〜Z

Google キーワードプランナー

よみ: グーグルキーワードプランナー

Google 広告が公式に提供している、キーワードごとの「月間検索ボリューム(検索回数)」「競合性」「推奨入札単価」を調査できる無料ツールです(利用には Google 広告アカウントの作成が必要です)。

最大の目的:「市場規模(ニーズの大きさ)」の可視化

どんなに素晴らしい記事を書いて検索 1 位を獲得しても、そもそもそのキーワードで検索する人が月に「10 人」しかいなければ、流入は増えません。記事制作や広告出稿の前に「そのキーワードにどれだけの需要があるのか」を数値で測り、投資に見合うか(徒労に終わらないか)を判断するための必須ツールです。

実務における基本スタンス(優先順位付け)

キーワード選定(キーワードリサーチ)は「検索ボリューム × 競合性」のセットで評価します。検索数が十分にあり、かつ競合性が現実的(高すぎない)なお宝キーワードを見つけ出し、そこから優先して記事制作や広告出稿(リスティング広告(リスティング広告 / 検索広告))に着手するのが定石です。

よくある落とし穴:「正確な数値」だと思い込む罠

広告を実際に出稿していない(課金していない)無料アカウントの場合、検索ボリュームの数値に強力な制限がかかり、非常にざっくりとした「区間表示」になります。

アカウントの状態月間検索ボリュームの表示例実務への影響
未出稿(無料利用)「100 〜 1,000」「1万 〜 10万」幅が広すぎて、優先順位の正確な判断が難しい。
広告出稿中(有料利用)「850」「12,500」詳細な数値が出るため、精緻な計画が立てられる。

対策:無料状態でツールを使う場合は、表示された数字を絶対視せず、Ahrefs やラッコキーワードなどの他の SEO 分析ツールと組み合わせて精度の粗さをカバーする工夫が必要です。

言葉をよく利用する人

  • SEO 担当者
  • Web 担当者(発注側)
  • マーケター
  • 広告運用者

会話上での使用例

記事ネタの優先順位をSEO担当者と決める場面

  • SEO 担当者
    書きたいネタが溜まってきたので、どれから手をつけるか決めたいです。
  • Web 担当者
    Google キーワードプランナーで、それぞれの月間検索数を確認しましょう。検索数が見込めるものから優先しないと、上位を取れても流入につながりません。まずは月1000以上を目安に。
  • SEO 担当者
    需要を確かめてから書くんですね。一覧にしてみます。

リスティング広告のキーワードを追加したいと広告運用者が相談する場面

  • 広告運用者
    リスティングのキーワードを少し増やそうと思ってるんですが。
  • Web 担当者
    Google キーワードプランナーで競合度と推奨入札単価を見ておきましょう。クリック単価が高すぎるキーワードは、広告で消耗するよりSEOで地道に取りに行く方が得策です。
  • 広告運用者
    単価次第で攻め方を分けるんですね。確認してみます。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 6-2 キーワードリサーチ