用語集さ行

スキャナビリティ

Web ページを訪れたユーザーが、文章をじっくり「読む」のではなく、ざっと「目で追って(スキャンして)」主要な情報を瞬時に把握できる性質のことです。

なぜスキャナビリティが重要なのか?

「現代の Web ユーザーは文章を読まない(スキャンするだけ)」というのが絶対の大前提です。文字がびっしり詰まったページはすぐに離脱されてしまうため、スキャナビリティの高さが滞在時間や CV(コンバージョン:お問い合わせなどの成果)に直結します。

スキャナビリティを高める「5 つの実務テクニック」

本文や LP(ランディングページ)、ブログ記事において、以下の要素を取り入れます。

  • 見出し階層:見出しだけを拾い読みして内容がわかるようにする
  • 箇条書き:連続する情報はリスト化してスッキリさせる
  • 太字(文字装飾):重要なキーワードだけを強調し、視線を誘導する
  • 短い段落と余白:3〜4 行ごとに改行し、視覚的な圧迫感を減らす
  • 図解やアイコン:直感的に意味が伝わる視覚要素を配置する

初心者が陥りがちな「最大の落とし穴」

「自分が書いた文章は、最初から最後まで全部読まれるはずだ」という思い込みで長文を書いてしまうことです。文字量が多いと感じたら、思い切って半分に削り、要点を目立たせるだけでも劇的に読まれる記事に改善します。

言葉をよく利用する人

  • ライター / コピーライター
  • Web 担当者(発注側)
  • デザイナー
  • ディレクター

会話上での使用例

ライターが書いた長文記事をレビューしている場面

  • ライター
    記事、書き上がりました。けっこうしっかりした分量になっています。
  • Web担当者(発注側)
    ありがとうございます。スキャナビリティの観点で一緒に見てみましょう。今のWebって、最初から最後まで読む人は少なくて、ざっと目で追う人が大半なんです。見出しの階層、箇条書き、太字で要点が拾えるかチェックしておきたいです。
  • ライター
    たしかに、流し読みでも伝わる構成にしないとですね。

LPの離脱が多いとデザイナーから相談された場面

  • デザイナー
    このLP、途中での離脱がやけに多いんですよね。
  • Web担当者(発注側)
    スキャナビリティが低いのかもしれません。文字がびっしりだと読む前に離れられてしまうので、思いきって文章量を半分くらいに削って、太字とアイコンで要点を立たせてみましょう。それだけでも残ってもらえる率が変わることが多いです。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 5-2 コピーライティング