用語集A〜Z

WBS(作業分解構造)

よみ: ダブリュービーエス

Work Breakdown Structure の略。プロジェクト全体の作業を、細かい単位に階層的に分解して一覧化した管理表のことです。

(※例:サイト公開 > デザイン工程 > トップページ > PC 用・スマホ用…と細分化していくイメージです)

WBS の本質:「抜け漏れ防止」と「責任の明確化」

各作業の「担当者・工数・期限」をセットで一覧化することで、曖昧な進行による遅延を防ぎます。「誰が・何を・いつまでにやるか」を構造化し、関係者間の認識のズレをなくすための基本ツールです。

Web 担当者の実務での関わり方

新規サイト構築や大規模リニューアルの際、進行管理の土台となります。

  • 自社で作る:社内プロジェクトの進行管理用として。
  • レビューする:制作会社(業者)から提示された WBS を確認し、スケジュールに無理がないか、自社がボールを持つ作業(素材出しなど)の期限はいつかをチェックする。

よくある落とし穴(注意点)

  • ざっくり進行による大事故:WBS を作らず「とりあえず進めましょう」と着手してしまい、公開直前になって「誰もやっていなかった作業(抜け漏れ)」が大量に発覚し炎上する。小規模なプロジェクトでも、簡易的な WBS は必ず用意する習慣が大切です。

言葉をよく利用する人

  • プロデューサー
  • Web 担当者(発注側)
  • ディレクター
  • プロジェクトマネージャー

会話上での使用例

リニューアルのキックオフで進行管理の方針を決める場面

  • プロデューサー
    今回のリニューアル、進行管理はどう進めましょうか。
  • Web 担当者
    まずWBSを作って、作業を細かく分解しておきましょう。誰が何をいつまでにやるかが構造化されるので、終盤での作業漏れを防げます。業者さんから出てくる分も、こちらでレビューします。
  • プロデューサー
    では最初の打ち合わせで叩き台を出してください。

業者から提示されたWBSをレビューする場面

  • 業者
    作業分解のWBSをご提示します。ご確認ください。
  • Web 担当者
    拝見します。発注側であるこちらの作業も漏れなく入っているか、そこを重点的にチェックしますね。後で認識がズレると揉めやすいので。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 3-5 契約で揉めないために