用語集A〜Z

3C

よみ: サンシー

Customer(顧客)/ Competitor(競合)/ Company(自社)の 3 つを並べて市場環境を分析する枠組み。大前研一が著書『戦略的思考とは何か』で提唱した日本発の代表的フレームワーク。市場の構造を「自社中心」ではなく「顧客と競合との関係」で捉え直すのが目的。

Web 担当者の現場では、サイトの企画(Lesson 2-1)・キーワード選定(Lesson 6-1〜6-2)・コンテンツの方向性決め(Lesson 5-1〜5-2)のすべての起点として使う。顧客が何を求めて検索しているか、競合がそれにどう答えているか、自社が独自に出せる答えは何か、という 3 点セットで考える癖をつけると、企画の精度が一段上がる。

本書のスタンスは「3C は『独自情報・独自視点』を見つけるための装置」。Customer × Competitor で『答えるべき問い』を絞り込み、Company で『自社しか答えられない部分』を切り出す。これが Lesson 5-4 の Good SEO is Good GEO や Lesson 6-6 の独自視点コンテンツの土台になる。

担当者が陥りやすいのは、競合分析を「ベンチマーキング = 真似」と混同すること。3C の競合分析は「真似する対象」ではなく「自社が差別化すべき領域」を炙り出すための鏡。

言葉をよく利用する人

  • マーケター
  • Web 担当者(発注側)
  • ディレクター
  • SEO 担当者
  • 経営層

会話上での使用例

サイトリニューアル前の現状整理

  • ディレクター
    リニューアルの方向性を決める前に、3C を整理させてください
  • Web 担当者
    顧客と競合のリサーチは僕の方で材料を出します。自社の強みは経営層ヒアリングを今週セットします

キーワード戦略の見直し

  • SEO 担当者
    上位 10 サイトを 3C で見ると、競合は全部「機能比較」で攻めています
  • Web 担当者
    なら自社は「導入事例の深さ」で差別化しましょう。Lesson 5-5 の事例コンテンツに寄せます

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 2-3 ペルソナとユーザー観察