配信設計
Web 広告で、どのユーザー層に、どの媒体・時間帯・地域・デバイスで配信するかの設計です。広告クリエイティブ・LP・予算配分・入札方式と並ぶ運用の中核要素で、配信設計の質が広告成果の大半を決めると言える領域です。「ターゲティング設計」と同義です。
分担の勘所は、業者運用の場合は配信設計の細部は業者の専門領域、担当者はターゲット定義・目的・撤退ラインを渡す範囲と切り分けることです。担当者が細部に踏み込むと業者の手が縛られて全体最適が崩れるため、結果ベース依頼で運用します。
主な配信設計要素(業者が設定する項目)
担当者は以下の項目が「どう設定されているか」の報告を業者から受け、ノウハウとして社内に蓄積します。
- オーディエンスターゲティング:年齢・性別・興味関心のほか、カスタムオーディエンス(自社の顧客リスト)や Lookalike(顧客に似た行動をとる類似ユーザー)などを設定します。
- 時間帯・地域:BtoB なら平日昼間、BtoC なら夜間や週末など、商材に合わせて配信タイミングを絞ります。
- 除外設定(※重要):無駄な広告費を使わないよう、「すでに購入した人」「自社の社員」「競合他社」には広告を出さない(除外する)設定を組み込みます。
- 媒体ミックス:検索、ディスプレイ(ディスプレイ広告)、SNS、動画など、どこにいくら予算を配分(広告予算配分)するかを設計します。
実務での落とし穴(よくある失敗例)
言葉をよく利用する人
- 広告運用者
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- アクセス解析担当
- ディレクター
会話上での使用例
広告の配信設計の変更履歴を共有してほしい場面
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Web 担当者
配信設計の変更履歴を、月次でレポートにまとめていただけますか。
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広告運用者
承知しました。「変更内容・変更理由・期待効果・実結果」の 4 列で、1 か月 1 行のシートを作って Looker Studio と連動させます。これなら引き継ぎの資産としても残せますよ。
ターゲットを絞りすぎているのではと気になった場面
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広告運用者
精度を上げたかったので、配信設計でターゲットの属性をかなり絞り込みました。
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Web 担当者
CPA は良くなったんですが、リーチが半分になってますね。このままだと CV 数の天井が下がりそうで心配です。CPA の許容範囲内でリーチを最大化したいので、もう少しターゲットを広めに戻して様子を見ませんか。