DSP
よみ: ディーエスピー
Demand-Side Platform(広告主側のプラットフォーム)の略です。広告主が、複数の SSP やアドエクスチェンジ(広告枠の卸売市場のようなもの)に一元的にアクセスし、オークション形式(リアルタイム入札 = RTB)で広告枠を買い付けできるツールのことです。代表例として、Criteo、The Trade Desk、Amazon DSP などがあります。
Web 担当者にとっては、運用型のディスプレイ広告・動画広告を出稿するときの基幹ツールになります。
実務での関わり方と選定ポイント
実際の入稿や入札操作は代理店が担うことが多いですが、Web 担当者は以下の視点でコントロールすることが重要です。
- 成果と透明性のバランス:単に「配信単価が安いか」だけでなく、「どこに広告が出たか」のレポートが詳細に出るツールを選びます。
- ブランドセーフティ:自社のブランドを傷つけるような違法サイトや不適切なまとめサイトに広告が出ないよう、保護機能が充実しているかを確認します。
実務での落とし穴(よくある失敗例)
- 業者への丸投げ:DSP の選定から運用までを代理店に任せきりにし、配信品質の低い(効果のない怪しいサイトばかりに出る)ツールを使い続けてしまうケース。
- 配信先の放置:CPA(顧客獲得単価)が悪化しているのに、配信先レポートを確認せず、低品質な掲載面を「除外設定」するメンテナンスを怠ってしまうこと。
※DSP は常に進化しているため、年に 1 回は他ツールとの比較・見直しを代理店に依頼するのが現実的で賢い運用です。
言葉をよく利用する人
- 広告運用者
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
会話上での使用例
DSPの選定を業者任せにしようとする場面で、比較軸を提案する場面
-
広告運用者
DSPはA社のもので進めようと思います。
-
Web担当者(発注側)
決める前に、一度DSPの比較表を作りませんか。配信先の透明性、ブランドセーフティ、レポート機能、配信単価の4軸で並べると、判断しやすくなります。
-
広告運用者
たしかに。では各社の情報を集めて表にしてみます。
DSP配信のCPAが高いと相談を受け、改善の糸口を伝える場面
-
マーケター
DSP配信のCPAが高くて、なかなか下がらないんです。
-
Web担当者(発注側)
DSPの配信先レポートを見て、低品質な媒体を特定して除外しましょう。設定を見直すだけでも、CPAが改善する余地は大きいですよ。
-
マーケター
わかりました。レポートを出して一緒に見てもらえますか。