ハロー効果
ある対象を評価する際、1 つの目立った特徴(優れている、または劣っている)に引きずられて、全体の印象まで歪めて評価してしまう心理効果のことです。「ハロー(Halo)」とは挨拶ではなく、聖人の頭上にある「光輪(後光)」を意味します。
「有名人が推薦しているから品質も良いはずだ」「デザインが美しいから使いやすいはずだ」といった認知バイアスがこれに当たります。
Web マーケティングでの「プラス」の活用法
サイトの第一印象を高めるため、以下のような要素をファーストビュー(ファーストビュー・最初に目に入る領域)に配置して、サイト全体の信頼感を底上げします。
- 著名人や専門家による推薦コメントの掲載
- 「〇〇部門 第 1 位」「グッドデザイン賞」などの受賞歴・権威性(E-E-A-T)の表示
- 洗練された美しいメインビジュアル
現場で陥りやすい注意点と「マイナスのハロー効果」
担当者が絶対に押さえておくべきなのは、ハロー効果は「マイナスの方向(ネガティブ・ハロー効果 / ホーン効果)」にも強烈に働くという点です。どんなに素晴らしい「目玉コンテンツ」を作っても、以下のような要素が 1 つでもあると、サイト全体の信頼度が地に落ちてしまいます。
- 誤字脱字やリンク切れ(デッドリンク)の放置
- スマホでのレイアウト表示崩れ
- 数年前から更新されていない古いお知らせ
1 つの手抜きがすべてを台無しにする恐れがあるため、公開前チェックを徹底し、サイト全体の品質の「均一性」を保つことが肝心です。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
- デザイナー
- 広報
会話上での使用例
サイトの信頼性を上げたいとマーケターと相談している場面
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マーケター
サイトの信頼感をもっと高めたいんですけど、何が効きますか。
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Web担当者(発注側)
ハロー効果を狙いましょう。誰もが知っている導入実績や受賞歴を上のほうに置くと、その一点の印象が全体の評価まで引き上げてくれます。事例のロゴを並べて見せるのも効果的です。
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マーケター
一つ強い実績があると、他も良く見えるってことですね。
メインビジュアルだけ凝りたいとディレクターから言われた場面
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ディレクター
予算もあるので、メインビジュアルだけはとことん作り込みたいんです。
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Web担当者(発注側)
目玉を作るのは賛成なんですが、ハロー効果は逆方向にも働くんです。どこか一か所でも誤字や表示崩れ、古い情報があると、それだけでサイト全体の信頼が下がってしまう。全体の品質をそろえることが大事です。