セグメント・マーケティング
市場にいる多様な顧客を、意味のあるグループ(セグメント)に細分化し、それぞれのグループに合わせたメッセージやアプローチを行う手法です。全員に同じ広告を打つ「マス・マーケティング」と、顧客一人ひとりに合わせる「1 to 1(ワントゥワン)」の中間に位置します。(※マーケティング戦略の基本である「STP 分析分析」の、S:セグメンテーションにあたります)
Web 担当者としての関わり方
コンテンツや LP(ランディングページ)、広告を作る際の「前提」となる考え方です。全員(全ペルソナ)に向けて 1 つの LP を作るのではなく、「グループごとに 1 つの LP を用意する」のが現在のスタンダードです。
運用の勘所:「行動の差が出る単位」で切る
単なる「20 代・男性」といった年齢・性別だけでは、ユーザーがどう動くか読めない時代です。
- BtoB(企業向け):業種 × 規模 × 役職
- BtoC(一般向け):購入履歴 × ライフステージ
このように、「実際にどう行動が違うか」がイメージできる具体的な軸で切り分けるのが基本です。
よくある落とし穴(注意点)
- 分けて満足してしまう:顧客をグループ分け(セグメント)しただけで満足し、「グループごとに LP やメール、広告の内容を変える」という実際の運用に落とし込めていない。これでは分けた意味がなくなってしまいます。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
- 広告運用者
- CRM 担当
会話上での使用例
オウンドメディアの記事方針を見直す打ち合わせの場面
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Web担当者
うちのメディア、いろんな読者がいるのに記事の書き方が一律で刺さりきっていない気がしていて。読者層ごとに書き分けたほうがいいんでしょうか。
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マーケター
それならセグメント・マーケティングの発想で、経営層、現場、これから学ぶ層の三つに切り分けるのがおすすめです。同じテーマでも検索意図がまるで違うので、構成から変えていきましょう。
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Web担当者
なるほど、では三本立てで記事テンプレートを用意して、社内のライターにも共有しておきますね。
ECサイトのレコメンド精度を上げたいと相談する場面
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Web担当者
レコメンドの当たりが悪くて、表示しても全然クリックされないんです。打ち手はありますか。
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マーケター
いまのセグメント・マーケティングの軸が年齢と性別だけになっていますよね。そこが原因かもしれません。購入履歴と閲覧パターンで五つに切り直すと、行動の差がはっきり出てレコメンドも効いてきますよ。
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Web担当者
たしかに年齢だけだと行動が読めないですね。切り直した軸で出し分けまで設計してもらえますか。