用語集さ行

ソーシャルリスニング

SNS(X や Instagram など)や口コミサイト、ブログなどのオンライン上の投稿を継続的に観察(モニタリング)し、世の中のトレンドや、自社・競合に対する顧客の潜在ニーズを把握するマーケティング手法です。

最大の価値は「アンケートでは取れない一次情報」

ソーシャルリスニングは、アンケートのような「作られた回答」ではなく、顧客の生々しい本音・不満・喜びがそのまま流れている「宝の山」(一次情報です。用途は多岐にわたります。

  • ブランドセーフティ:クレームや炎上の火種を早期に発見してブランドを守る
  • 競合調査:ライバル社の商品に対するユーザーのリアルな評価を知る
  • 商品・コンテンツ改善:不満の声から、新機能のヒントや記事のネタを見つける

実務での運用ポイント

  • アラート設定:「自社名 × ネガティブワード(高い、壊れた、最悪など)」を登録し、何かあればすぐに通知が来るようにするのが定番です。
  • 会議への組み込み:週次のミーティングや月次レポートなど、集めたデータを「いつ・誰が・どう意思決定に使うか」という運用ルールをセットで設計します。

よくある落とし穴(注意点)

  • ツールを入れただけで満足する:専用ツールを導入したものの、「誰が分析して、どのアクションに繋げるか」が決まっておらず、ただデータが蓄積されていくだけの宝の持ち腐れ状態になってしまう。

言葉をよく利用する人

  • 広報
  • マーケター
  • Web 担当者(発注側)
  • カスタマーサポート
  • SEO 担当者

会話上での使用例

コンテンツのネタが枯れてきた定例ブレストの場面

  • マーケター
    最近どうも記事のネタが枯渇してきて、企画会議で何も出てこないんです。
  • Web担当者
    ソーシャルリスニングでX上の発言を業界キーワードで抽出してみましょう。アンケートでは拾えない生々しい不満が流れているので、そこから記事ネタがたくさん出てきますよ。
  • マーケター
    顧客の本音がそのまま転がっているわけですね。さっそく抽出のキーワードを決めましょう。

炎上の予兆を早く察知したいと広報から相談される場面

  • 広報
    何か起きてから知るのでは遅いので、炎上の予兆をできるだけ早くつかみたいんです。
  • Web担当者
    でしたらソーシャルリスニングで、自社名とネガティブな言葉を組み合わせたアラートを設定しましょう。一定の件数を超えたら広報の方にメールで通知が飛ぶ運用にしておけば、初動が早く取れます。
  • 広報
    それは心強いです。誰がいつ確認するかも含めて、運用フローを一緒に決めてください。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 7-2 ネタ作りの仕組み