クチコミ
顧客が自発的に他者へ伝える、製品やサービスについての評価や体験談のことです。SNS の投稿、レビューサイトへの書き込み、対面での推奨などすべてを含みます(UGC)。企業発信の広告とは異なり、「中立的な第三者の声」として認識されるため信頼性が極めて高く、ユーザーの購買意思決定(CVR)を劇的に引き上げる強力な武器になります。
最大のポイント:「クチコミは『仕組み』で増やす」
「良いものを作れば勝手に広まる」と祈るのではなく、発生量を意図的な仕組み(UI/UX)で最大化するのが Web 担当者の腕の見せ所です。
- シェアの障壁を下げる:SNS へのシェアボタンの適切な配置や、ハッシュタグの自動入力。
- レビューのハードルを下げる:ログイン不要での投稿や、星をタップするだけの簡易評価の実装。
- アフターフォロー:商品到着後、熱量が高い適切なタイミングでの「レビュー依頼メール(ステップメール)」の自動配信。
実務での見せ方(BtoCとBtoBの違い)
- BtoC(ECサイト等):ユーザーレビューとして商品直下に表示し、購入の後押しにする。
- BtoB(コーポレート等):「① 導入企業のロゴ一覧」→「② 担当者の短い推薦コメント」→「③ 詳細な導入事例記事(導入事例)」と、情報粒度を階層化して見せる構成が定番です。
よくある落とし穴と法的リスク
- クチコミの偽造(ステマ)に手を出す:自社でサクラレビューを書いたり、対価を隠してインフルエンサーに投稿させたりする行為(ステルスマーケティング)は、明確な景品表示法違反です。発覚時のブランド毀損リスクは計り知れません。
- インセンティブ(割引クーポンなど)目当ての「中身のない薄いレビュー」ばかり量産される設計にしてしまう。
- レビューを集めることばかりに気を取られ、集まった「ネガティブなクチコミ」への真摯な返信や、製品改善へのフィードバックを怠る。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- 広報
- カスタマーサポート
- EC 担当
会話上での使用例
ECサイトでレビュー数が伸びないと相談を受け、収集の仕組みを提案する場面
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マーケター
レビューの数がなかなか増えなくて困っています。
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Web担当者(発注側)
クチコミは仕組みで増やせます。購入の7日後にレビュー依頼メールを送って、投稿してくださった方に100円クーポンをお渡しする運用にすると、かなり集まりますよ。
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マーケター
それなら現実的ですね。さっそく組んでみます。
BtoBサイトで顧客の声を増やしたいと相談を受け、事例の見せ方を提案する場面
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プロデューサー
お客様の声をもっと増やして、説得力を出したいんだ。
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Web担当者(発注側)
クチコミは階層で見せると効きます。導入企業のロゴ、30字ほどの短いコメント、詳しい事例の3段構えにしましょう。Lesson 5-5の事例コンテンツと組み合わせると流れが作れます。
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プロデューサー
いいね、その構成でライターさんに相談してみるよ。