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トラッキング

ユーザーのサイト内行動・閲覧履歴・流入経路などを継続的に追跡・計測することです。GA4・広告コンバージョン計測タグ・ヒートマップなど、すべての計測ツールがトラッキングを行います。Cookie・ローカルストレージ・サーバーサイドログを使って実現します。

重要なのは、トラッキングは「プライバシーとビジネスの両立」が前提だという点です。顧客の同意取得(Cookie バナー)、データの最小化、目的の明示を、すべて設計に組み込む必要があります。

実務での鉄則(プライバシー時代の運用ルール)

トラッキング環境を変更・追加する際は、以下のルールを徹底します。

  • ポリシーとの連動:新しい計測ツールを入れる際は、必ず「プライバシーポリシーの更新」と「Cookie 同意バナーの修正」をセットで行います。
  • 目的の明確化:「何のために取るデータか」をユーザーに説明できるよう、目的別に項目を分類・管理しておきます。
  • 法令対応のチェック:日本の「改正個人情報保護法」だけでなく、海外向けのサイトであれば GDPR(欧州)や CCPA(米国)などの厳しいプライバシー規制にも対応方針を見直す必要があります。

実務での落とし穴(よくある失敗例)

  • 「とにかく全部測りたい」という過剰な計測:担当者が最も陥りやすい罠です。使わないデータまでむやみに取得しようとすると、法令対応が追いつかず、企業としてのコンプライアンス違反(炎上や罰則)リスクが高まります。計測項目は「必要最小限に絞る」のが現代の鉄則です。

言葉をよく利用する人

  • Web 担当者(発注側)
  • アクセス解析担当
  • 広告運用者
  • 法務 / 契約担当

会話上での使用例

マーケターと計測項目の追加を相談する場面

  • マーケター
    もう少し細かく計測項目を増やしたいんですが。
  • Web担当者(発注側)
    トラッキングの項目を足すなら、プライバシーポリシーの更新とCookieバナーの同意項目もセットで直す必要があります。そこを連動させて進めましょう。

法務からクッキー規制対応を求められる場面

  • 法務 / 契約担当
    GDPRへの対応で、計測まわりを一度見直してほしいんです。
  • Web担当者(発注側)
    ではトラッキングの全項目を棚卸しするところから始めます。目的ごとに分類して、説明のつかないものは削る方向で整理しますね。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 8-4 改善サイクルと A/B テスト