GRP
よみ: ジーアールピー
テレビ CM が「どれくらい視聴されたか」を表す指標で、日本語では「延べ視聴率」と呼びます。「番組の視聴率 × CM の放送回数」で計算されます。(例:視聴率 5% の番組に 10 回出稿すれば、5 × 10 = 50 GRP となります)
※Web 広告でいう「インプレッション数(表示回数)」に近しい概念です。(インプレッションが「回数」なのに対し、GRP は「割合(%)の合計」という違いがあります)
Web 担当者にとっての「GRP」
テレビ CM とデジタル広告を連動させる際、広告代理店やマスメディアのバイイング(買い付け)担当者と会話するための重要な「共通言語」になります。
実務における重要な考え方
- GRP は「量」であって「質」ではない:同じ 500 GRP でも、ターゲット層と番組の視聴者層がマッチしていなければ、実際の効果は大きく変わります。(※なお、特定のターゲット層に絞った視聴率は「TRP」と呼ばれます)
- Web のデータと掛け合わせて評価する:CM の効果をテレビ側の数字だけで見ず、Web 解析と連動させます。「CM 放送後の『指名検索(社名や商品名での検索)』の増加率」などを並べて見ることで、立体的な効果測定が可能になります。
初心者が陥りがちな「2 つの落とし穴」
- 総量だけで満足する:「今月は 1,000 GRP も出稿したから大成功」と、実際の売上やコンバージョン(成果)とのギャップを見落としてしまう。
- 点と点を繋がない:テレビ CM の「出稿時間(分単位)」と、自社サイトへの「アクセス増(Google アナリティクスのリアルタイムデータなど)」を時系列で照らし合わせる分析を怠り、どの番組・クリエイティブが本当に効いたのかがわからないままになる。
言葉をよく利用する人
- マーケター
- 広告運用者
- Web 担当者(発注側)
- 広報
会話上での使用例
テレビCMとデジタル広告を統合運用する計画を立てる場面
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マーケター
今回のCMは1500GRPで出稿しようと思っています。
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Web担当者
わかりました。経験上、GRPが1500だと指名検索が3割増えるくらいが目安です。デジタル側との相乗効果も見たいので、CMの放映時間とサイトへの流入を時系列で並べて検証させてください。
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マーケター
放映と流入を突き合わせるのはいいですね。データをそろえます。
CM効果をデジタルでも見たいと広報から相談される場面
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広報
テレビCMの効果を、Webの数字でも説明できるようにしたいんです。
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Web担当者
GRPは出稿量の指標なので、それ単体だと質まではわかりません。指名検索の伸びやサイト流入との相関を月次レポートにまとめて、放映と数字の因果を意識して見ていきましょう。
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広報
量だけじゃなく実成果と並べてくれると、上にも通しやすいです。