指名検索
会社名・サービス名・商品名などの「固有名詞」で行われる検索のことです(英語では「Branded Search」)。「◯◯株式会社」「◯◯(製品名) ログイン」「◯◯ 評判」などが該当します。GA4や Search Consoleなどのツールで、一般の検索キーワードとは切り分けて KPI(目標)化する企業も多くあります。
なぜ指名検索が重要なのか?
- 圧倒的な CV 率(成果率):一般キーワード(例:「保険」など)の CV率(CVR)が 1〜3% なのに対し、指名検索はすでに購買意欲が高いため10〜30%に達することも珍しくありません。
- AI 時代の切り札:AI 検索によって「ゼロクリック化(ゼロクリック)(検索結果画面だけで疑問が解決し、サイトにアクセスされない現象)」が進む中、「あの会社に頼みたい」と直接指名されることの重要性が相対的に高まっています。
指名検索を増やす・計測する施策
- 増やす施策:SNS・広告・メディア露出・プレスリリース配信・イベント登壇などで、「名前を覚えてもらう」活動を行います。
- 計測方法:Search Console のフィルタ機能で自社名を含む検索数を月次で記録し、認知広告の ROI(投資費用対効果)を測る指標として活用します。
初心者が陥りやすい「落とし穴」
- 指名検索の「数」が増えただけで満足し、実際の CV(売上や申込)に繋がっているかを確認しない。
- 「(社名) ブラック」「(社名) 炎上」といったネガティブな指名検索が増えていることに気付けない。
- 同名の他社や、口コミサイトに検索結果の上位を奪われている。
- せっかく指名検索されたのに、適切な受け皿となるランディングページ(LP)がなく、離脱されてしまう。
- 自社名の「略称」や「ひらがな等の表記揺れ」を含めずに計測してしまう。
言葉をよく利用する人
- SEO 担当者
- マーケター
- 広報
- Web 担当者(発注側)
- 広告運用者
会話上での使用例
認知広告を続けるべきか経営層と議論する場面
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経営層
認知広告に月100万かけているが、直接のCVが見えてこない。続ける意味があるのか。
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Web担当者
直接CVではなく、指名検索の母数の増え方で見ましょう。広告の前後でSearch Consoleの指名クエリ数を比べれば、認知から指名検索を経てCVに至る経路でROIを試算できます。AI検索の時代は、この指名検索が事業の堀に直結してきます。
自社名で検索すると口コミサイトが上位に出てくる場面
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広報
社名で検索すると、転職口コミサイトが2位に出てくるんです。
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Web担当者
指名検索の結果はある程度こちらでコントロールしたいですね。採用ページやコーポレートサイト、公式SNSを上位に固める内部対策と、Googleビジネスプロフィールの整備で、少しずつ改善していけます。