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検索行動の 4 タイプ

Google が定義する、ユーザーが検索窓にキーワードを打ち込む際の「目的」を 4 つに分類したフレームワークです(検索意図)。

種類ユーザーの心理・目的キーワードの例
ナビゲーション型 (Go)特定のサイトやページに行きたい「◯◯ ログイン」「Twitter」
情報収集型 (Know)知識を得たい、悩みを解決したい「SEO とは」「確定申告 手順」
商業調査型 (Investigate)購入の前に、比較・検討したい「Wi-Fi 比較」「クレカ おすすめ」
取引型 (Do / Buy)すぐに購入・予約・申込をしたい「ホテル 予約」「iPhone ケース 購入」

実務における使いどころ(KPIとの連動)

この 4 タイプは、それぞれ「KPI(目標)」が異なります。商業調査型と取引型はCV(売上)」に直結し、情報収集型は「認知拡大」、ナビゲーション型は「既存ユーザーのリピート流入」を担います。コンテンツを作る際は、どの行動を狙うかを明確に仮定して設計します。

事業フェーズごとの戦略の使い分け

1 つのサイトで最初から 4 つ全てを狙うと焦点がブレるため、事業に合わせて主軸を絞ります。

  • BtoB 企業:「商業調査型」と「情報収集型(選び方ガイド等)」が CV に直結しやすい。
  • BtoC 企業:「取引型(購入・予約)」+「情報収集型(レビュー等)」を主軸にする。
  • ブランド構築期:まずは「情報収集型」で幅広い認知を集める(指名検索はナビゲーション型まで含めた長期戦略)。

よくある落とし穴(注意点)

  • コンテンツのズレ:比較検討(商業調査型)しているユーザーに対し、辞書のような基礎知識(情報収集型)を書いてしまい CV に繋がらない。
  • 動線の欠如:すぐ買いたい(取引型)ユーザーに対し、「導入事例」だけを読ませて「価格や申込フォーム」を設置していない。
  • AI 検索への無警戒:近年、AI の回答だけでユーザーが満足してしまうため、「Know(情報収集型)」のキーワードはサイトへアクセスされない(ゼロクリック検索(ゼロクリック))リスクが高まっている。

言葉をよく利用する人

  • SEO 担当者
  • マーケター
  • ライター / コピーライター
  • Web 担当者(発注側)
  • 広告運用者

会話上での使用例

キーワード戦略の方向性を決める場面

  • SEO 担当者
    BtoB の SaaS ですが、検索行動の 4 タイプのうちどれを主軸に置きましょうか。
  • Web 担当者
    商業調査型の比較や選び方と、情報収集型のとはや手順を主軸にしましょう。取引型の申込は LP で受ける形にして、ナビゲーション型の指名検索は半年から 1 年スパンの長期戦略として育てていく方針でいきたいです。

流入はあるのにコンバージョンがゼロの記事を見直す場面

  • マーケター
    この記事、月に 1 万 PV も入っているのにコンバージョンがゼロなんです。
  • Web 担当者
    検索行動の 4 タイプを確認しましょう。情報収集型で流入していて、コンバージョンへの動線がなければ自然な結果なんです。商業調査型を狙ったつもりが Know 型に振れていないか検証して、コンバージョンを取りたいなら比較表と申込導線を追加しましょう。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 6-2 キーワード設計