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ハッシュタグ

SNSで投稿に #キーワード を付けることで、検索・関連投稿の発見性を高める仕組みです。2007 年に X(当時 Twitter)で始まり、現在は Instagram・TikTok・LinkedIn など各 SNS で標準機能になっています。フォロワー以外への到達を増やす効果があります。

押さえておきたいのは、ハッシュタグの工夫より「ネタが面白い」前提があってこそ効くという順序です。数を増やしても、コンテンツの質が低ければ伸びません。ハッシュタグは「コンテンツ + α」として活用する程度に留めるのが現実的です。

実務での鉄則(媒体別の特性と使い方)

共通して、自社独自の「ブランドハッシュタグ」を作り、UGC(UGC・ユーザーが自発的に投稿してくれる口コミや写真)を集める施策も有効です。

  • X(旧 Twitter):1〜2 個が一般的。トレンドタグへ上手く相乗りして拡散を狙います。
  • Instagram:仕様上は 30 個まで可能ですが、現在は関連性の高いものを 3〜5 個に厳選するのが最新の推奨です(業界系 + ローカル系 + 商品系のミックスなど)。
  • TikTok:トレンドタグ + 業界タグの組み合わせが「おすすめ」表示に影響します。
  • LinkedIn:業界専門タグを 3〜5 個つけるのが標準的です。

実務での落とし穴(よくある失敗例)

  • 関係ないトレンドへの便乗:アクセス欲しさに関連性のないトレンドタグをつけると、ユーザーから「便乗スパムだ」と嫌悪感を抱かれマイナス印象になります。
  • タグの過剰投入:ハッシュタグを大量に付けすぎると、AI からスパム判定を受けたり、必死感が出て投稿の質が薄く見えたりします。
  • 危険なタグの放置:炎上中のタグや、シャドウバン(運営から密かに表示回数を減らされるペナルティ)対象になっている NG ワードに気付かず使い続けてしまうケース。
  • ブランドタグの放置:自社専用タグを作っただけで満足し、キャンペーン等で浸透させる努力を怠ること。

言葉をよく利用する人

  • マーケター
  • 広報
  • ライター / コピーライター
  • Web 担当者(発注側)
  • デザイナー

会話上での使用例

Instagram のハッシュタグ運用方針を業者と擦り合わせる場面

  • 業者ディレクター
    Instagram の投稿には、毎回 ハッシュタグを 30 個つけていく方針でいこうと思います。
  • Web 担当者
    量より質でいきたいです。業界系、ローカル系、商品系をミックスして 10 から 15 個に絞り、関連性の高いものを厳選しましょう。月次でタグ別のリーチを見て、効果の薄いものは入れ替える、というルールにしませんか。

ブランドハッシュタグの作り方を相談する場面

  • マーケター
    自社の ハッシュタグを作りたいんですけど、どう決めるのがいいですか。
  • Web 担当者
    「サービス名」「企業名にキーワードを足したもの」「業界に自社らしさを加えたもの」の 3 案で考えましょう。先行する似たタグや、すでに別の文脈で使われていないかを確認して、まずは社内で半年使い続けるくらいの長期目線で。お客様の投稿を集める仕掛けと組み合わせると効いてきますよ。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 7-1 SNS は「コミュニケーションの場」