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ログイン

ユーザー名(ID・メールアドレス)とパスワードなどの認証情報を入力して、本人だけがアクセスできる領域に入る操作CMSの管理画面、各種 SaaS、会員サイトなど、権限(パーミッション)が必要な機能の入口で必ず通る関門。逆に外部の攻撃者にとっても、ここが突破口になりうる重要地点。

重要なのは「ログイン画面は攻撃の入口でもある」という意識。推測されやすいパスワードや使い回しは乗っ取りの原因になるため、強固なパスワード + 2 段階認証 + ログイン試行回数の制限が基本になる。共有アカウントを避けて 1 人 1 アカウントにし、誰がいつ操作したかを追える状態にしておく。

実務で押さえる点は管理画面の 2 段階認証・ログイン失敗回数の制限や CAPTCHA(reCAPTCHA)・退職者アカウントの即時停止・IP 制限や Basic 認証(ベーシック認証)による多層防御・ログイン履歴の監査。管理画面の URL を初期設定のまま晒さない、社外からのアクセスは VPN経由にする、といった運用も有効。

陥りやすいのは、共有アカウントで操作者が特定できず、退職者のログイン情報も残ったまま放置されること。ほかにも、初期 ID とパスワードのまま運用、フィッシングで認証情報を抜かれる、Cookieに保存したログイン状態を共有 PC で放置、といった点に注意する。アカウント棚卸しを定期的に行う。

言葉をよく利用する人

  • Web 担当者(発注側)
  • 情シス
  • 経営層
  • コーダー / フロントエンドエンジニア
  • カスタマーサポート

会話上での使用例

管理画面の安全性を相談する場面

  • Web 担当者
    CMS のログイン、今は ID とパスワードだけです
  • 情シス
    2 段階認証とログイン試行制限を入れましょう。共有アカウントもやめて 1 人 1 アカウントに。退職者の停止フローも合わせて整えます

不正アクセスを警戒する場面

  • 経営層
    管理画面に知らない国からのログイン試行があったらしい
  • Web 担当者
    IP 制限と Basic 認証で入口を絞り、パスワードを全更新します。ログイン履歴も監査して影響範囲を確認します

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 9-2 組織の AI 利用ルール