用語集A〜Z

MAU / DAU

よみ: マウ / ダウ

SNS、SaaS、スマホアプリなどで「実際にサービスを使ったユーザーの数」を表す主要な指標です。単なるページビュー(PV)や累計登録者数よりも、サービスのリアルな熱量を測ることができます。

  • MAU(Monthly Active Users):「月間」アクティブユーザー数(1 ヶ月間に利用した人数)。
  • DAU(Daily Active Users):「日間」アクティブユーザー数(1 日に利用した人数)。

運用の本質(DAU / MAU 比率)

最も重要なのは、これらを単体ではなく「両方セット」で見て、ユーザーの利用頻度(習慣化の度合い)を測ることです。

  • 【計算式】DAU ÷ MAU。
  • 【目安】この比率が 50% 以上であれば、ユーザーが非常に高い頻度で継続利用している「優良な状態」と判断できます。

実務での活用シーン

SaaS や会員制サイトの健康診断として使われます。この指標に「継続率(リテンション)」や「平均利用時間」、エンゲージメント率などを組み合わせることで、サービスの健全性がより立体的に読み取れるようになります。

よくある落とし穴(注意点)

MAU だけを追う罠:広告を出して MAU(月間の利用者数)が伸びたことに満足し、DAU 比率の悪化を見落としてしまう。いくら登録者や月間利用者が増えても、日々使われていなければ(穴の空いたバケツ状態であれば)意味がありません。規模と利用頻度は、必ず同時に確認するのが鉄則です。

言葉をよく利用する人

  • マーケター
  • アクセス解析担当
  • Web 担当者(発注側)
  • プロデューサー

会話上での使用例

会員サービスの健全性をマーケターと確認する場面

  • マーケター
    今月もMAUが順調に増えていて、いい流れだと思います。
  • Web担当者
    登録数が伸びているのは良いですね。ただMAU / DAUは両方セットで見たいです。DAUがMAUに対して伸びていないと、登録だけして使われていないユーザーが増えているだけかもしれません。
  • マーケター
    たしかに比率は見ていませんでした。日々の利用状況も合わせて出してみます。

サービスの主要KPIをプロデューサーと選定する場面

  • プロデューサー
    このサービスの主要KPIは、何を置くのが良いでしょう。
  • Web担当者
    規模と頻度を同時に追いたいので、MAU / DAUを軸に、継続率と平均利用時間を加えた4点で見るのをおすすめします。数だけでなく、ちゃんと使われているかまで立体的に分かります。
  • プロデューサー
    なるほど、登録数だけ追って満足するのを防げますね。その4点でダッシュボードを組みましょう。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 6-7 レポートと改善サイクル