用語集さ行

サンクスページ

問い合わせや購入などのフォーム送信完了直後に表示される、「ありがとうございました」と伝えるページのことです。ユーザーに「無事に送信された」と安心させるだけでなく、運営側にとっては GA4や広告のCV(コンバージョン)計測タグ」を作動(発火)させる極めて重要な場所になります。

システム・計測面での鉄則

サンクスページのタグ設定ミスは、マーケティング成果(CV 数)がゼロになる大事故に繋がります。公開前(公開前チェック)・リニューアル時には最優先でチェックしてください。

  • 専用 URL の用意:計測を確実にするため、必ず専用の URL(例:/thanks/)を用意する。
  • 実機での発火確認:テスト送信を行い、GA4 のリアルタイムレポートや GTM(Google タグマネージャー)のプレビュー画面で、タグ(計測タグ)が正しく動いたか必ず確認する。

ユーザー体験(UX)を高める設計のコツ

  • 安心感の提示:「自動返信メールをお送りしました」「3 営業日以内に担当者よりご連絡します」と、ユーザーの次の期待値を明示する。
  • 次のアクションへの誘導:せっかく熱量の高いユーザーなので、「関連するお役立ち資料」や「SNS のフォロー」「別商品の提案」などの導線を置き、さらなる関係構築を狙う。

初心者が陥りやすい罠(落とし穴)

  • 本番環境だけのタグ漏れ:テスト環境では動いていた計測タグが、本番公開時に漏れてしまい CV が計測されない。
  • リロードによる重複カウント:ユーザーがサンクスページでブラウザの「更新(リロード)」ボタンを押した際、CV が 2 回カウントされてしまう設定になっている。
  • 共通ページによる計測不可:「資料 DL」も「問い合わせ」も全く同じサンクスページの URL を使い回しているため、どちらの CV なのか区別できなくなってしまう。

言葉をよく利用する人

  • コーダー / フロントエンドエンジニア
  • マーケター
  • アクセス解析担当
  • Web 担当者(発注側)
  • 広告運用者

会話上での使用例

公開後にCV計測がゼロのままだとマーケターから報告を受ける場面

  • マーケター
    公開して1週間経つんですが、GA4のCVがずっとゼロなんです。
  • Web担当者
    サンクスページのタグがちゃんと発火しているか、実機で再確認しましょう。本番だけタグが漏れていることがよくあるので。フォーム送信からサンクスページ到達、GA4のリアルタイムに出るまでを、1件ずつ通して見てみます。

サンクスページに次の導線がないと気づいた場面

  • Web担当者
    今のサンクスページ、完了しましたで終わっていて、その先の導線が何もないんです。
  • マーケター
    もったいないですね。関連事例とSNSフォロー、採用情報あたりを3つ並べて、それぞれクリックを計測しましょう。送信して終わりだったユーザーを次の行動につなげられると、リードの質も上がってきます。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 5-6 公開前の最終チェック